藤子・F・不二雄ミュージアム 9月3日に川崎市にオープン

 計画発表当初から大きな注目を浴び、話題を集めて来た川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムが、9月3日にいよいよ川崎市多摩区にオープンする。ミュージアムは、『オバケのQ太郎』、『パーマン』、『ドラえもん』など数々の人気マンガを生みだして来た藤子・F・不二雄さんの作品とその世界を紹介するものだ。
 1996年に62歳で逝去された後に、藤子・F・不二雄夫人の「藤本の作品を応援してくれた子どもたちへ恩返しをしたい」との想いと生前から縁の深かった川崎市との協力でミュージアム計画が生まれた。それが実を結び、晴れてミューアムのオープンとなる。

 ミュージアム位置するのは、藤子・F・不二雄さんが長年住居を構えた川崎市多摩区の生田緑地小高い丘陵の中腹である。豊かな自然を大きく取り入れている。3階からは山に向かい大きなはらっぱが設けられているのが印象的だ。緑が多く、中央に土管が置かれたその風景は、藤子・F・不二雄さんの作品にいつも登場して来た子供たちの遊び場=空き地を再現したものだという。
 そこにはのび太とドラえもん、そして恐竜ピー助やパーマンがいる。さらにドラえもんの人気エピソードに基づいた「きれいなジャイアン」の泉やどこでもドアもある。大空のしたで作品世界が味わえる。

 勿論、館内も見どころはたくさんだ。展示室には数々の名作・傑作の貴重な生原画が展示されており、作品とその歩みを知ることが出来る。また、藤子・F・不二雄さん縁の品々、アニメ化された映像などを展示するほか、仕事場の再現、ミュージアムショップ、キッズスペースなどが設けられる。
 Fシアターでは、館内限定のオリジナル短編を上映する。また、ミュージアムカフェも作品やキャラクターにちなんだもの、館内の標識や小さなオブジェにいたるまで、いたるところにキャラクターとちょっとしたアイディアが隠れており見逃せない。

 藤子・F・不二雄さんが子どもに向けた作品を多く送りだして来たこともあり、ミュージアムには子どもが楽しめるものが多い。しかし、生原稿などで紹介される往年の作品では、むしろ大人世代がより多く楽しめそうだ。世代を超えて楽しめる施設と言えそうだ。
 入館料は大人1000円、中高生700円、4歳以上の子どもが500円。入館にあたっては、日時指定の予約が事前に必要となる。川崎市では藤子・F・不二雄さんの作品は日本だけでなく海外でも人気が高いことから、国外からの来館も期待している。

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム http://fujiko-museum.com/