米国アニー賞に新たに編集賞設立 全28部門の公募開始

 米国のアニー賞(The Annie Award)は、2011年第39回より新たに編集賞(Outstanding Editorial)を映画部門とテレビ部門の双方に設ける。より幅広いアニメーションのスタッフを表彰するために、本年よりスタートする。また、この新部門を含めた合計28部門の応募受付を8月18日に開始した。

 アニー賞は国際アニメーション協会ハリウッド(ASIFA-Hollywood)が主催する。毎年その年に米国で公開されたアニメーション作品とそのスタッフの中から特に優れているものを選び出し表彰する。その範囲はアニメーション映画やテレビアニメーション、コマーシャル、ゲームムービまで幅広い分野を網羅している。
 アニメーションの総合的な賞として広く知られており、アニメーションのアカデミー賞とも言われることも多い。一方で、主催がASIFA-Hollywoodとなっているように、ハリウッド映画を中心としたドメステックな面も持っている。国内公開作品のみを対象としているおり、海外から作品を募る映画祭とは異なった性格を持つ点でもアカデミー賞とよく似た賞だ。
 これまでの受賞作品も、このため米国映画が中心だ。一方で、米国内で公開された日本作品が過去にノミネートされたケースは少なくない。また、2001年には『千と千尋の神隠し』が4部門で受賞したケースもあった。米国で公開されており、さらにエントリーに応募すればノミネート、受賞のチャンスはある。

 ASIFA-Hollywoodは、10月14日までエントリー募集を受け付ける。その後、審査委員による審査を経て、11月5日にノミネーションを発表する。
 さらにこの中から会員の投票により、各部門の受賞作を決定する。発表および授賞式は2012年2月4日にロサンゼルス市のUCLAルイスホールで行われる。

アニー賞(The Annie Award) http://www.annieawards.org/