Gravity NASDAQ市場上場

 韓国の大手オンラインゲーム会社Gravityは2005年2月8日にニューヨークのNASDAQ市場に上場した。公開されたのは約1億800万ドル分ADR(米国預託証券)である。ADRの公募価格は13.50ドルから15.50ドルであったが、初日の取引は13.76ドルで始まり、終値は12.59ドルと公募価格より下落して終わった。

 Gravityは、韓国のオンラインゲーム『ラグナロック』を運営しており、日本、台湾、タイなどでも同ゲームを運用している。2004年の第3四半期までの収入は約4800万ドル(約50億円)、経常利益は約2120万ドル(約22億3000万円)であった。そして、この収入の97.5%は『ラグナロック』によってもたらされている。今回の上場の主幹事証券会社はCSファーストボストン証券で、Gravityは今回の株式公開により約1億2600万ドル(約132億3000万円)の資金調達を行なった。Gravity は、2000年に会社設立され、2003年から利益を計上している。
 先日、国内のヘラクレス市場での上場を発表したガンホーは、このGravity から『ラグナロック』供与受けた日本でのオンラインゲームの運営がメインビジネスである。また、ガンホーは企業の収益のほとんどをひとつのオンラインゲームに負っている点や、設立から日が浅い中での株式公開といった点で、 Gravityのビジネスモデルとよく似ている。そうした意味では、この上場がガンホーの上場に参考になる可能性もある。