写真でみるコミコン(映画会社・テレビ局編)

[映画会社]

ハリウッドのメジャー企業に乗っ取られたと揶揄されることも増えたコミコンには、映画やテレビ番組が幅をきかせている。しかし、各社が取り上げる映画は実はかなり選別が働いていて、コミコンに向けの作品に特化している。
2011年は公開迫るクリストファー・ノーラン監督『ダークナイト ライジング』やマーベルヒーローが主役の『アベンジャーズ』といったアメコミ原作のヒーローものがやはり強かった。さらに、SFやファンタジー、ホラー、アニメーションなどもある。これらもティーンからヤングアダルトをターゲットにした作品がコミコン向きだ。
アニメーションではピクサーやドリームワー定のスティーブン・スピルバーグ監督のフルCGアニメーションクスアニメーションの様なキッズ・ファミリー向けは少なく、2011年の目玉は年末公開予『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』である。
さらに女性向けにはトワイライトサーガシリーズ、ハリーポッターシリーズ、男性には『MIB3』や『カウボーイ & エイリアン』などがビッグタイトルである。

ワーナーブラザーズはコミコンをプロモーションの場として最も活用している企業だろう。会場で十数万人に配られる巨大なバッグは全てワーナーの提供だ。しかし、ブースでは映画よりテレビドラマが強く押し出されている。プロモーションの場としてコミコンを考えるうえでは興味深い。
ソニーグループは、映画とゲームの双方でコミコン会場で大きな存在だ。ただし、他のハリウッドメジャーと違い放送局は持たない。ハリウッドでは異色のメディアコングロマリットと言えるかもしれない。

強烈なオレンジ色がアイキャッチになるLIONSGATEは、米国の独立映画会社だ。『コナン・ザ・バーバリアン』、『THE HUNGER GAME』などのビッグタイトルを抱える。メジャースタジオに比べやや小ぶりな作品は、コミコンの来場者の様なコアなファンの支持がヒットには欠かせない。
「トワイライト・サーガ」で知られる独立系の映画会社サミットのブースは、意外に小ぶりで地味な印象。

「スターウォーズ」の痛車。スターウォーズの変わらぬ人気には驚かされるものがある。

[放送局]に続く