テレ東 アニメライツ売上げ上位 ナルト、BLEACH、遊戯王

 8月5日に開催されたテレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)の第1四半期決算中期経営計画説明会によれば、テレビ東京HDは2011年度以降も引き続きアニメに力を入れていく。
 2011年から2013年までの3ヵ年の中期経営計画で、番組コンテンツ力の向上を掲げる。そのうえで「経済」、「アニメ」、「健全なエンタテイメント」の3分野のコンテンツ強化を目指すことを明らかにした。

 しかし、グループの今後3ヵ年のアニメ売上高計画(アニメ専門チャンネルAT-Xを除く)は、控えめだ。2011年度は前年比3.8%増の66億円、12年度は68億円(前年比2.3%増)、13年度は70億円(同2.9%)と小幅成長を見込む。
 アニメ事業の中期経営計画が保守的ではないかとの指摘に対してテレビ東京HDは、少子化が進んでいること、欧米なども含めて先が読めない状況となっていることを理由に挙げた。不透明感が強いことから目先は保守的な見通しを立てている。

 一方で、国際戦略でアニメは大きな存在になりそうだ。同社が力を入れる中国市場で、既に『トレインヒーロー(中国名:高鉄英雄)』と題した災害救助をテーマにしたヒーローアニメを共同製作中だからだ。本作は2012年に中国全国で劇場公開し、その後2013年に日本でのテレビ放送を予定する。
 同社の中国事業の第一歩となる。今後はアニメ以外でも共同事業を進めるが、得意のアニメで市場を切り拓くことになる。ただし、これらの売上げや利益については、中期経営計画では具体的な数値見通しは明らかにしなかった。

 説明会では、第1四半期(4月~6月)のアニメのタイトル別の売上高上位5作品も明らかにされている。売上げ1位は 『NARUTO』、2位は『BLEACH』、3位は『遊戯王』と変わらぬ人気の高さが売上につながっている。しかし、4位には急激に人気が高まる『イナズマイレブン』が入り、5位の『ポケットモンスター』を上回った。
 一方、粗利益のベスト5は、売上高とはやや異なる。1位は同じ『NARUTO』だが、2位には『ポケットモンスター』、3位に『ベイブレード』、4位『遊戯王』と続く、5位には『銀魂』の名前が挙がっている。

テレビ東京ホールディングス http://www.txhd.co.jp/