セガサミーが事業再編

 2004年12月24日、今年10月にサミーとセガの経営統合によって誕生したセガサミー・ホールディングは、傘下の会社の事業再編を発表した。事業再編の主な目的は、これまで、サミーが手掛けていたアミューズメント事業を事業分割しセガと合併されることと、セガ、サミーのそれぞれの子会社であった孫会社をホールディングカンパニーの直接の子会社とすることである。
 これによりサミーはゲームソフト事業を切り離し、パチスロ・パチンコ関連事業に特化することになる。また、セガはアミューズメント機器販売、アミューズメント施設運営、コンシュマー事業に特化する。
 セガの子会社から、セガサミーの子会社に移る会社には、昨年株式上場を果たし『甲虫王ムシキング』が好調なセガトイズなど2社である。また、サミーからは、サミーネッワークスなど5つの子会社がセガサミーに移る。さらに、セガの関連会社であったアニメ製作会社トムス・エンターテイメントも事業再編によりセガサミーの関連会社に変る。

 今年の10月の経営統合によって誕生したセガサミーは、売上高で任天堂に次ぐゲーム業界第2位の企業である。ゲームファンに人気の高いセガのゲームソフトと日本で最もポピュラーなゲームであるパチンコ・パチスロ製造の優良企業サミーの組み合わせは、意外感があると同時に事業のシナジー効果が期待されている。今回は、同社が事業の効率化を目指して本格的に事業の再編に乗り出してきたといえる。