映画村にアニメミュージアム メディアパーク構想に連動

 京都の観光名所として知られる東映京都撮影所、東映太秦映画村にアニメミュージアムが誕生する。8月9日に東映が発表した東映京都撮影所・東映太秦映画村のリニューアルの一環として明らかにされた。
 アニメミュージアムは9月15日にオープン、世界的にもよく知られた東映アニメの歴史を紹介する。さらに、アニメが出来るまでを体験することが出来る。日本のアニメの人気を集客に結びつけることになる。

 東映太秦映画村は1975年に開村、時代劇をはじめとする映画の制作・撮影などの様子を知り、体験できる場所として観光客を中心に人気を呼んでいる。今回のリニューアルは映画村の魅力をさらに高めるもので、14年振りの大規模なものとなる。投資資金は30億円、2ヶ月余りをかけて行う。
 東映京都撮影所・東映太秦映画村は、アニメミュージアム以外にも様々な施設の新設・改築を行う。まず、東映京都撮影所正門隣に映画村新ゲート(撮影所口)を新設し、JR嵯峨野線太秦駅からのアクセスを改善する。からくり忍者屋敷や浮世絵美術館も新設し、東映京都撮影所をリニューアルする。今後は、お化け屋敷の移設も予定する。

 また、リニューアルは、京都府が進めている「みやこ構想」とも連動している。このなかにひとつ京都太秦メディアパーク構想では、コンテンツイベントKYOTO CMEX、京都太秦シネマフェスティバルといったコンテンツ関連施策を展開している。さらに京都太秦物語の制作や京都太秦クリエーター支援拠点整備などの人材育成支援も行う。
 さらに太秦映画・映像特区に映画などの産業集積地域を創設し、企業集積などを図る。東映京都撮影所・東映太秦映画村はその拠点のひとつとして期待されている。
 8月9日には、東映の岡田裕介代表取締役社長、山田啓二・京都府知事、二階堂暢俊西日本旅客鉄道執行役員近畿統括本部京都支社長らが出席する記者会見も行われた。映像文化と京都を結びつけ、京都産業と観光の新しい目玉とする方針だ。

東映 http://www.toei.co.jp/