北米のマンガ事情第14回 クラウドファンディング ―アメリカにおけるコミックスの自費出版 PART3

●自費出版●ウエブコミック●業界の商慣習 コミックスの出版とクラウドファンディングの相性の良さには恐らくいくつもの様々な理由があり、そのすべてを明らかにするのは難しい。

北米のマンガ事情第14回 クラウドファンディング ―アメリカにおけるコミックスの自費出版 PART4

企画者であるアーティストが資金を求めてKickstarterなどにプロジェクトを掲載する時、できるのは資金を集めることだけではない。自分の企画しているコミックスを宣伝し、何をやりたいかというメッセージを潜在的な読者に向かって伝えることができる。

北米のマンガ事情第13回 MANGAの描き方を学ぶ アメリカでの需要 PART4

文:椎名ゆかり ■ MANGAという文化、参加した理由を尋ねると「マンガ・スタイルの絵の描き方を学びたかったから」と答えた人が多かった。確かなのはどんな絵柄で描いていようとも、本人たちは「コミックス」でなく、「マンガ」が描きたいと思っていることである。

北米のマンガ事情第13回 MANGAの描き方を学ぶ アメリカでの需要 PART3

筆者:椎名 ゆかり、■ 「マンガの描き方」ワークショップ  今回のワークショップは、マンガの描き方動画販売サイト「侍マンガ道場Samurai Manga Workshop」/)(運営オフィス・イセプロ)の方と知り合ったことをきっかけに、筆者が海外でのワークショップ開催の話を持ち込んで実現した。

北米のマンガ事情第13回 MANGAの描き方を学ぶ アメリカでの需要 PART2

今回、「アニメ・エキスポ」で「マンガの描き方」ワークショップを開きたいと考えたのは、以前から日本のマンガのスタイルでマンガを描くことに対する現地のファンの興味の高さを感じていたからである。

北米のマンガ事情第13回 MANGAの描き方を学ぶ アメリカでの需要 PART1

今回のコラムではその「アニメ・エキスポ」内で筆者が主催者のひとりとして行った「マンガの描き方」ワークショップについて簡単にご報告させていただき、マンガの描き方を学ぶことに対するアメリカでの需要について考えてみたい。

北米のマンガ事情第12回 ファン翻訳を商業出版に活用する試み 後編

椎名 ゆかり ■ 「ギルド」の目指すもの  ■ 「ギルド」の問題点 ギルド」がユニークなのは、一般から募集した希望者をグループ化して現地化作業をそのグループに任せる点だけではない。「ギルド」では、翻訳版が売れた場合のみ、その売上から利益を日本の出版社(権利者)、DMP、「ギルド」チーム

北米のマンガ事情第12回 ファン翻訳を商業出版に活用する試み 前編

椎名 ゆかり ■ デジタル・マンガ・ギルドのシステム しかし「ギルド」をあえてこのコラムで紹介しようと考えたのは、このシステムが結果的に違法翻訳マンガの翻訳者たちを多く参加させた点にある。

北米のマンガ事情第11回 現地化に伴う変更・編集について考える 

第11回オリジナルに忠実な形の現地化を求める海外のファンたち : 現地化に伴う変更・編集について考える、■ 椎名ゆかり <現地化の際に行われる変更・編集>  <ファンの声に耳を傾けることの意味> <文化的違いによる受容の違い>

北米のマンガ事情第10回 『セーラームーン』が北米でなぜ今売れているのか。

2011年秋に北米で再発売され大ヒットを記録しているマンガ「セーラームーン」。そのヒットの深層に椎名ゆかりさんが迫る。  ■ 『セーラームーン』の北米での歴史 ■ 『セーラームーン』という作品の普遍的な人気 ■ 市場の飢餓感 ■ 新しいパッケージングとプロモーション■ 「エバーグリーン」である作品

北米マンガ事情第9回 北米でオリジナル作品を発表するMANGA家たち

<comicsではない。mangaである。>、<OEL mangaというムーブメント>、<浸透と拡散>。日本産でないmanga作品は「OEL manga (Original English Language manga)」「グローバル・マンガ(global manga)」などの呼称を与えられ、個別のジャンルとして扱おうとする動きもある。

北米マンガ事情第7回 「内向きに閉じた日本のマンガ市場」

第7回「内向きに閉じた日本のマンガ市場 ‐ アイズナー賞授賞式に出席して」椎名 ゆかり  <アイズナー賞に無関心な日本人>、<閉じた日本のマンガ市場、開かれたアメリカのコミックス市場>、<変容するアメリカのコミックス>

北米マンガ事情第6回TOKYOPOPの北米manga事業撤退

文化輸出品としてのマンガ-北米のマンガ事情-第6回「manga出版社TOKYOPOPの北米manga事業からの撤退」椎名 ゆかり。<TOKYOPOPのmanga事業撤退の背景><TOKYOPOPの事業撤退は北米manga市場の問題を象徴しているか?>

文化輸出品としてのマンガ-北米のマンガ事情-第5回「アメリカmanga市場における固有の文脈」

『劇画漂流』は、アメリカに存在した「オルタナティブ・コミックス」という、一見日本のmangaとは関連の無いようにも見えるコミックスのジャンルの文脈をプロモーションに活用した。日本とは違う、アメリカで固有の文脈を持っていることを「少女マンガ」を例に簡単に説明してみたい。

文化輸出品としてのマンガ-北米のマンガ事情-第4回「辰巳ヨシヒロの『劇画漂流』のプロモーションについて考える」

結論から言うと、辰巳ヨシヒロと『劇画漂流』は、アメリカの「オルタナティブ・コミックス」のジャンルの文脈に沿う形で紹介された。1.オルタナティブ・コミックス作家、エードリアン・トミーネの存在。2.「文学作品」としてのプロモーション。3.内容とジャンルに対する親和性

文化輸出品としてのマンガ-北米のマンガ事情- 第3回「2010年 北米マンガ業界10大ニュース」

1.manga売上3年連続の大幅減少/2.スキャンレーション対策で日米マンガ出版社共同声明発表/3.出版社4社がマンガ事業から撤退、1社が参入/4.北米最大手manga出版社VIZ Mediaが社員40%を解雇

文化輸出品としてのマンガ-北米のマンガ事情-第2回「北米でmangaは何を指しているのか」

「北米でmangaは何を指しているのか」アメリカでmangaという言葉が既に一般化し、外来語として辞書に掲載されるようになってきたことは知られているが、そもそも日本で言う「マンガ」とアメリカでの「manga」は同じものを指しているのだろうか。