ロンドン HYPER JAPAN第2回に前回倍の2万5000人

 7月22日から24日まで、英国ロンドンで開催されたHYPER JAPANの第2回が大きな成功を収めた。開催3日間の来場者数が、2010年第1回で記録した1万3000人のおよそ2倍、2万5035人となった。
 HYPER JAPANは現地の日系企業クロスメディア社が主催する。パリ・ジャパンエキスポをはじめヨーロッパ各国で日本カルチャーをテーマにしたイベントが盛況なことから、英国でも同様に日本カルチャーを盛り上げたいとしてスタートした。
 2回目となった今年は、在英国日本国大使館、日本貿易振興機構、日本政府観光局、国際交流基金、日本動画協会、映像産業振興機構も後援する。メディア芸術祭の優秀作品の上映も行われた。日本の行政や映画、アニメ業界からの文化・産業振興への期待も大きい。

 来場者の動員は、開催地を多くの人により馴染み深いオリンピア展示会場に移したことも大きいだろう。会場面積も出展数も2倍となり、来場者の受け入れ余地も広がった。一方で、今回も予想を超える動員で長蛇の列ができ、当日券の販売を停止するほどとなった。
 目玉のひとつとなったエンターテイメントゾーンには、任天堂、バンダイナムコゲームス、スクウェア・エニックス、コナミ、東映アニメーションなどが参加した。ゲームやキャラクターグッズ・フィギュア、カードゲーム、アニメの紹介や商品販売が行われた。
 また、UKコスプレアワード2011を開催、新世紀エヴァンゲリオンの渚カヲルと綾波レイに扮したふたりが優勝した。このほかUKカワイイスター・オブ・ザ・イヤー、分島花音チャリティライブ、お笑いステージを開催、玩具、ファッション、アート、テクノロジー、食などが紹介された。

 HYPER JAPANの特徴は、日本食の人気が高い英国を反映して、食文化や伝統文化も積極的に取り入れていることである。この結果、従来のアニメ、マンガ、音楽のファンである若者だけでなく、20代から40代、家族連れなどの幅広い来場者の獲得に成功していることだ。
 また、海外のイベントは現地のファンが運営するものが多いが、HYPER JAPANでは現地の事情をよく知る日本人の運営となっている。英国のファンだけでなく、日本企業のニーズの汲み取りにも気を配る。第1回、第2回の成功を受け、さらに第3回の開催も視野に入れている。

HYPER JAPAN 2011  http://www.hyperjapan.co.uk/