セガサミーHD第1四半期 大幅減収で厳しいスタート

 総合エンタテインメントグループのセガサミーホールディングス(セガサミーHD)は、7月29日に平成24年3月期第1四半期の決算発表をした。前年に較べて売上高を大きく減らし、収益も減少、最終損失22億2400万円と厳しいスタートとなった。
 連結売上高は653億3100万円で前年同期比28.5%減、営業利益は29億6900万円(80.1%減)、経常利益は32億7800万円(77.5%減)である。最終損失はパチスロの特許実施許諾解決金などの特別損失を36億6400万円計上したことが響いた。

 大型タイトルの発売が下期に設定されている遊技機事業が前年同期比38.9%減となったほか、ゲーム・玩具・アニメのコンシュマー事業、アミューズメント機器事業のいずれもが20%を超える売上高減少だった。遊技機事業は売上高299億円、営業利益は71億4700万円(52.8%減)である。
 アミューズメント機器事業の売上高は81億9800万円(21.5%減)、営業利益1億5800万円(88.6%減)。一方、アミューズメント施設事業は、東日本大震災の影響はあったものの売上高は109億5700万円(1.3%減)、営業利益6億3400万円(257.3%増)と堅調だった。

 コンシュマー事業は、売上高162億700万円(22.3%減)、前年同期に引き続き営業損失で、金額が38億5600万円である。この売上げのうち、セガにあたるゲームコンテンツ部門が120億円(19.5%減)、トムス・エンタテインメントのアニメーション部門が22億円(15.4%減)、セガトイズの玩具部門が19億円(42.4%減)となった。玩具部門の落ち込みが厳しかった。
 ゲームコンテンツでは、国内は堅調だったとするが海外の新作販売に苦戦した。主力タイトルは海外向けが『パワースマッシュ4』、『THOR : God of Thunder』の2本、国内向けが『龍が如く OF THE END』である。
 また、玩具部門、アニメーション部門は「アンパンマン」シリーズの貢献が大きかった。アニメーション映像事業で、同作のロイヤリティ収入が堅調だったとしている。

セガサミー http://www.segasammy.co.jp/