スタジオ・ライブ 芦田豊雄氏逝去 ミンキーモモなど残す

 『魔法のプリンセス ミンキーモモ』や『銀河漂流バイファム』など数々の人気アニメのキャラクターデザイン、作画監督を務めたアニメーターの芦田豊雄さんが7月23日に逝去した。67歳だった。7月25日に近親者で密葬が執り行われた。
 芦田豊雄さんは、1944年東京生まれ。TCJ(現エイケン)をスタートに、アニメーターとしての活動を始めた。その後、虫プロで働いたのちフリーとなり、1976年にスタジオライブを設立した。スタジオライブでは代表取締役として、クリエイティブだけでなく経営にも携わった。
 また、アニメ制作者の就業環境が十分でないことを強く懸念し、アニメーターと演出家のための同業者団体である日本アニメーター・演出協会の設立に尽力した。2007年10月の設立時には、初代会長に就任した。

 代表作は数多い。キャラクターデザインでは、1979年サンライズが制作した『サイボーグ009』、そして『銀河漂流バイファム』、『魔神英雄伝説ワタル』などのロボットアニメを中心に、幅広い作品を手掛ける。
 しかし、もっともよく知られたのは『魔法のプリンセス ミンキーモモ』である。本作は女児だけなく幅広いファンを獲得し、魔法少女もの世界を広げた。そのなかで芦田豊雄さんによるキャラクターが、多くの人に強い印象を残した。 また、作画だけでなく演出や監督、プロデュース、マンガなど様々なジャンルで活躍した。監督作品では『吸血鬼ハンターD』(1985年版)などがある。

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