Open‐Postの挑戦 日本動画協会 清水義裕氏に聞く

■ 今後の展開は?

AA
話は変わりますが、ネット上のオープンポストの試みと2007年10月に開催されたビジネスイベントJAM(Japan Animation Content Meeting)は、ライセンスの限定開放という点でよく似ています。これは同じものなのですか。

清水
当初オープンポストを行う時に、やはり手塚プロダクションだけでなく、他の企業のキャラクターはないのかといった話がありました。しかし、ほかの企業はなかなか踏みきれないところがありました。
でもJAMは4日間という日数が区切られていたのでやり易かったのです。いろいろな企業から100以上のキャラクターが開放されました。それを立体的に表すイベントがJAMでした。

AA
JAMでは、アトムとやわらか戦車のコラボレーションした『やわらかアトム』が注目を浴びました。オープンポストでもコラボレーションしています。これはどういったきっかけなのでしょか。

清水
JAMのイベントをやるなかで、動画協会のメンバーであるファンワークスさんに「『やわらかアトム』ってどうって?」と話しまして、「アトム使っていいんですか」ということになりました。
最初にJAMが先にありましたから、そちらをやりました。続きは現在オープンポストでやっています。

AA
今後さらに他の会社が参加するということも考えてらっしゃるでしょうか。

清水
そうしたい気持ちはあるのですが、ライセンサーとライセンシーの関係があって、手塚プロダクションの様に全てを一元管理できる企業はなかなか少ないんです。一社ではOKがだせない状況はあったりします。
ただ少しずつ、全部はだせないけれどこの作品、このキャラクターだったらいいという具合に広がっていくことを期待しています。

5ページへ続く