Open‐Postの挑戦 日本動画協会 清水義裕氏に聞く

■ 手塚作品と区別出来るなら表現は守られる

AA
もう少しサイトの仕組みについて伺ってもいいですか。最初に伺った時に、非常に面白コンセプトだと感じました。二次創作の力は大きいと思います。ただ何をやってもいいとクリエイティブが暴走してしまう危険もあると感じます。

清水
それはやはり心配はあるので、投稿は最初一回はやはりこちらでみる。見たうえで判断の線引きをどうするかは表現の自由の前に非常に悩みました。
それで弁護士の先生に相談したら、それは「原作者が嫌だといえばそれでいいんですよ」ということだった。それが一番まるく収まるのじゃないかと。
しかし、いまのところの投稿では過剰なバイオレンスや性的表現はまだ投げ込まれていませんね。

AA
実際はどの程度の表現まで大丈夫なのですか。明らかに法律的にアウトなものは駄目だと思います。でも例えば、ブラックジャックの話を作った時に、ブラッジャックが死んでしまう。これは大丈夫ですか?

清水
必然があれば、構わないと思います。
投稿にあたっては、きちんと投稿者の登録してやっています。(もちろんペンネームーで出せますが)そうしたなかでやっている限りでは、見る人はそれは手塚自身の作品でないと判っている。それは問題がありません。

AA
それでは常識の範囲であれば、かなり自由にやっても大丈夫ということですね。

清水
そうそう。公序良俗に反しない限りは。
どきっとするような作品が得意な人が投稿した時に、驚く作品が出て来る覚悟はしています。ただそれも、きちんとした理由があって、ストーリーがあれば、OKしたいと思っています。

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