東京おもちゃショー 本年来場者158654人前年比微増

 日本玩具協会によれば、6月16日から19日まで東京ビッグサイトで開催した東京おもちゃショーの会期中の来場者数は15万8654人であった。これは前年の15万8311人から2.1%増加である。
 玩具協会は来場者予想を16万人と見込んでいたため、ほぼ当初予想どおりとなった。また、一昨年は15万7572人であったから、3年連続でほぼ同じ水準を保っていることになる。
 
 ビジネスのための商談見本市への参加は前年の1万8408人から1万8782人に、一般来場者も13万8834人から13万9872人と昨年から微増となった。ビジネス面、そして消費者からも玩具に対する関心が依然強いことを示している。
 とりわけ、開催や出展社の準備期間が3月11日起きた東日本大震災直後と重なっていたことを考えれば、大きな成果と言えるだろう。玩具で日本中の子供に笑顔を届けたいとする日本の玩具業界の願いも通じたことになる。
 それでも輸出入業者・海外バイヤーは、昨年の867人から726人へと16.3%減と大きく落ち込んだ。震災の影響は、海外からの参加者には影響を与えたと見られる。

 東京おもちゃショー2011の盛況は、おもちゃ大賞の創設や一般公開が広く知られるようになり、大型イベントとして定着したことも理由にあるだろう。また、2011年はキッズ世代をターゲットにする新しいガンダムシリーズ『機動戦士ガンダムAGE』の発表もおもちゃショーへの関心を高めた。ビジネス的には、タカラトミーによる米国の玩具会社RC2買収という話題もあった。
 一方、会場は、例年どおりこのタカラトミーとバンダイの2大メーカーが牽引するかたちであった。中堅企業ではセガトイズ、アガツマ、エポックなどの有力企業はあったが、全体ではやや勢いに欠けた。そうしたなかで出展ブースを大幅に拡大し、新商品を大きく紹介した外資系メーカーのレゴの積極展開が目立っていた。

東京おもちゃショー http://www.toys.or.jp/