経産省にクリエイティブ産業課 クールジャパン戦略に対応

 経済産業省は、7月1日付けで組織の一部改正を行った。このうち商務情報政策局には、新たに生活文化創造産業課を設置した。同課は対外的にはより馴染みやすいクリエイティブ産業課の名称を使用する。
 クリエイティブ産業課の名称が示すように、同課はファッションやデザイン、コンテンツなどのクリエイティブ産業、知的創造分野にフォーカスする。また、これに併せて、クリエイティブ産業・文化情報関連産業分野を担当する大臣官房審議官の役職を創設した。国の知的産業分野の重視を反映したものとなった。

 クリエイティブ産業課は、国と経済産業省が進めるクール・ジャパン戦略を推進するために、これまでは各局課で個別に行っていた事業を統括するものである。2010年6月に設置されたクール・ジャパン室をはじめ、日用品室、伝統的工芸品産業室、デザイン・人間生活システム政策室、ファッション政策室などを統合する。クリエイティブ関連、生活関連の担当がひとつの課にまとまったかたちだ。
 一方、これまで映画やアニメ、マンガ、音楽、ゲーム、出版、広告などを統括してきた文化情報関連産業課(メディア・コンテンツ課)は、独立した課として残る。情報関連産業、デジタルコンテンツ、エンタテインメント産業などを中心にクリエイティブ産業課と連携しながら政策を進める。
 今後、経済産業省は、クリエイティブ産業課とメディア・コンテンツ課の双方を軸に、知財関連の産業振興を進めることになる。

経済産業省 http://www.meti.go.jp/