講談社 電子書店主要13社と大型キャンペーン「夏☆電書」

 大手出版の講談社は、7月1日から8月31日まで電子書籍や電子マンガの大型キャンペーンを開始した。「講談社 スタート! 夏☆電書」と名付けられたキャンペーンは、講談社の作品を取り扱う電子書店で一般書籍約100冊とマンガ約100冊を集中的に紹介する。
 このなかにはベストセラーを多数含め、電子書籍の魅力を訴える。さらにプレゼント企画も実施するなど、サービス利用を後押しと、売上げの拡大を狙う。

 キャンペーンのスタート段階で、電子書籍の主要書店13社が参加する。このなかには、eBookJapanやYahoo!コミック、ソク読みなどが含まれるだけでなく、TSUTAYA.com / eBOOKs、Reader Storeなど今後の活躍が期待される新サービスも含まれている。電子書店の垣根を越えた大規模なプロモーションは、講談社にとっても、大手出版社にとっても初の試みとなる。
 現在講談社は、電子書籍への提供タイトルを増やし、またデジタルコンテンツサービスを拡大するなど、デジタルビジネス展開を強化させている。今回の大型プロモーションも、同社がデジタル分野に積極的取り組んでいることを示していそうだ。電子書籍の注目が高まるなか、大手出版がその流れを取り込むことを目指す。
 各電子書店にとっても、大型キャンペーンは業界全体の認知度を高めることで恩恵がある。人気コンテンツを押し出すことで、売上げ増も期待出来る。
 通常の書籍・文庫などでは、出版社主導の書店横断型のキャンペーンは一般的だ。今回は、それが新たに電子書籍に及んだ。広告手法からも、電子書籍新時代が感じられる。

 キャンペーンにあたって、講談社は公式サイトをオープンした。また、twitterアカウントもスタート。これらを通じて、キャンペーン作品を紹介して行く。
 作品は一般書籍では、赤川次郎、森博嗣、大沢在昌、池波正太郎、池上彰らの著作、さらに奈須きのこの『『空の境界』などもある。一方マンガは、『進撃の巨人』、『ちはやふる』、『聖☆おにいさん』、『宇宙兄弟』、『FAIRY TAIL』、『へうげもの』、『社長 島耕作』など話題作が並ぶ。講談社によれば、協力書店は今後も増えて行く予定だ。

「講談社 スタート! 夏☆電書」
公式サイト http://natsuden.kodansha.co.jp/
公式twitter アカウント @Kdigibooks

協力書店(五十音順)
eBookJapan (運営:イーブックイニシアティブジャパン)
紀伊國屋書店BookWebPlus (運営:紀伊國屋書店)
ソク読み (運営:デジタルカタパルト)
ソフトバンク ブックストア (運営:ソフトバンクモバイル)
TSUTAYA.com / eBOOKs (運営:カルチュア・コンビニエンス・クラブ)
DMM.com (運営:社DMM.com)
電子文庫パブリ (運営:日本電子書籍出版社協会)
ドコモマーケットBOOK ストア (運営:トゥ・ディファクト)
BookLive! (運営: BookLive)
Yahoo!コミック (運営:ヤフー)
LISMO Book Store (運営: KDDI)
Reader™ Store (運営:ソニーマーケティング)
講談社コミックプラス デジタルコミックストア (運営:ビットウェイ)

[プレゼントキャンペーン]
応募期間: 2011年7月1日(金)0時~8月31日(水) 24時まで
応募方法: 「講談社 スタート!夏☆電書」公式HP内 プレゼント特設ページより応募