2010年を代表するコンテンツにAKB48 総務大臣賞受賞

 社団法人デジタルメディア協会は、5月31日にデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘10/第16回AMDアワードの大賞/総務大臣賞とAMDアワードの発表を行った。大賞/総務大臣賞には、アイドルユニット「AKB48」のコンセプト(秋本康)が、AMD理事長賞には「ポケットモンスターブラック・ホワイト」(株式会社ゲームフリーク)が選ばれた。
 AMDアワードは、2010年1月1日から12月31日までの間、日本国内で発売・発表、展開したデジタルメディアで表現されるコンテンツ、そしてデジタル技術を活用したコンテンツとサービスから選出される。これまでに9作品の年間コンテンツ賞「優秀賞」が決まっており、このなかからさらに両賞を決定した。

 同賞に輝いたAKB48は、多くのメンバーの少女から構成されるアイドルユニットである。今回は、「会いに行けるアイドル」というコンセプトと無名の少女たちが国民的アイドルになっていくプロセスを見せる企画を受賞対象とする。AKB48のエンタテイメント性だけでなく、アイドルになって行く過程を様々な情報通信インフラを使ってファンが共有する仕組みが評価されている。
 コンテンツ領域を対象とする政府系機関による賞は、本賞以外にもデジタルコンテンツグランプリ(デジタルコンテンツ協会)や文化庁メディア芸術祭などがある。デジタルコンテンツグランプリはコンテンツそのものを対象にし、文化庁メディア芸術祭が表現手法ごとに受賞作を決定する。
 一方、AMDアワードは、コンテンツに加え、それに関わるハードやインフラ、ビジネスの仕組みなど広義のコンテンツを対象にする。今回は社会現象ともいえるAKB48を大賞としたことで、本賞のこうした特徴が表れたかたちだ。

 AMD理事長賞の「ポケットモンスターブラック・ホワイト」は、新作にあたりモンスターを全種類一新するなど、大型タイトルにも関わらず新しさに挑んだ。そのチャレンジ精神と革新性が評価された。同時にそれが販売本数500万本を突破する大衆性を持っていることが受賞の理由である。
 また、功労賞には、国外最大の日本ポップカルチャーイベントであるパリ・ジャパンエキスポの創立者ら4人が選ばれた。デジタルコンテンツのヨーロッパ地域への発信における貢献を顕彰する。江並直美賞(新人賞)は映像ディレクター児玉 裕一さん、リージョナル賞は「あおもり映像コンテンツ・プロモーション事業」である。

デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’10/第16回AMDアワード
http://www.amd.or.jp/

[優秀賞]
 ■ IS Parade
 ■ Android.
 ■ AKB48コンセプト
 ■ 告白
 ■ コロニーな生活☆PLUS
 ■ Sony Presents「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ 3D」
 ■ ポケットモンスターブラック・ホワイト
 ■ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
 ■ Ustream

[功労賞]
 トマ・シルデ(ジャパンエキスポ創立者)
 ジャン=フランスワ・デュフール(ジャパンエキスポ創立者)、
 サンドリーヌ・デュフール(ジャパンエキスポ創立者)
 シボ・紗江(ジャパンエキスポ国際関係&コンテンツ担当)

[江並直美賞(新人賞)]
 児玉 裕一

[リージョナル賞]
 あおもり映像コンテンツ・プロモーション事業