動画、音楽を取り込んだ新世代電子書籍「FANBOOKS」 

 コンテンツ・キャラクター開発を行うファンワークスは、新時代の電子書籍として絵本アプリ「トイブック(FANBOOKS/ファンブックス)」を開発した。従来のテキスト・ビジュアルベースが主体の電子書籍に対し、動画アニメ、サウンドを取り込んだインタラクティブなコンテンツを提案する。
 これらはウェブ全体を統合する新技術HTML5により実現する。デジタル時代の特性を活かしたもので、電子書籍の新たな可能性を目指すものである。

 ファンワークスは5月26日よりその第1弾「kibisobook」をリリース、「AppStore」にて無料でダウンロードサービスを提供している。「kibisobook」は、同社が山形県・鶴岡商工会議所、東北芸術工科大学と連携して制作した映像コンテンツ「鶴岡kibisoブランド認知向上プロジェクト」をベースに制作したコンテンツである。鶴岡のシルクブランド「kibiso」の魅力を伝えるものだ。

 こうした新たな取り組みをさらに広げるべく、ファンワークスは「トイブック研究会 ~動いて遊べる絵本アプリ~」をスタートする。同団体は関東経済産業局、日本オンラインゲーム協会、デジタルハリウッドと連携、ファンワークスが代表を務める。
 研究会では「FANBOOKS」制作において開発された制作プログラムやプラットフォーム、業務ノウハウなどをオープン化する。今後、デジタルハリウッド主催のCreative Connection Tokyo(CCT)を通じて、参加クリエイター、企業を募集する。そのうえで各パートナーが持つノウハウやネットワークを、iPad、iPhone、Android端末などのデバイス向けに活用する。さらに日本だけでなく、海外のクリエイターとのコラボレーションの可能性も探る。
 また、今年10月26日から28日まで、六本木ヒルズ森タワーで開催される「Creative Market Tokyo 2011(CMT2011)」で、次世代電子絵本をさらに数冊リリースする予定だ。

ファンワークス http://www.fanworks.co.jp/