ウィズ業績下方修正で今期赤字に 震災影響など

 玩具事業のウィズは、5月23日に平成23年5月期通期決算の業績予想を下方修正した。連結売上高はこれまでの30億6400万円から24億8000万円とおよそ19%引き下げられた。また、利益面では営業利益1億円が営業損失1億5000万円に、経常利益1億円から経常損失1億4500万円に、当期純利益9800万円から純損失1億5500万円にそれぞれ赤字に変更された。
 ウィズは平成20年5月期、21年5月期で2年連続経常赤字を計上後、22年5月期に黒字転換に成功していた。しかし、今期の決算で再び赤字に転落することになる。

 ウィズは今回の業績修正の理由として、東日本大震災の影響、OEM受託製品シリーズ、オリジナル商品の不調を挙げる。
 震災の影響は、「たまごっち」新シリーズの製品部材の一部調達が遅れたことから、期中に納入予定していた数量が減少する見通しとなった。また、消費者マインドにも影響があったとする。
 またOEM受託製品の一部が販売不振となり、売上が大きく減少する。オリジナル商品販売でも、これまで好調だった「東京スカイツリーバンク634」が、震災後の消費マインドの低下で販売数が大幅に減少した。オリジナル商品販売は対予想比で約2億円減少するという。

ウィズ http://www.wizinc.co.jp/