4.1%のユーザーが全体の67%購入 映像ソフト協会調べ

 一般社団法人日本映像ソフト協会が、5月19日に「ビデオソフト市場規模及びユーザー動向調査 2010」を発表した。日本映像ソフト協会は、映像ソフトとその関連事業の振興、調査研究を行っている。今回の調査は、2011年1月に16歳から69歳までのインターネットを利用する1200名を対象にしている。

 レポートによれば、2010年DVDとBlu-ray Discを合算した映像ソフト市場規模は5307億円で前年比7.6%の減少である。一般ユーザー向けのセル市場が1.5%減の2635億円と微減にとどまった一方で、レンタル市場向けは12.9%減の2672億円とより大きく市場が縮小している。
 レンタル向け市場の縮小は、レンタル利用率が前年の44.2%から41.6%にやや減少したのに加え、レンタル枚数と年間利用金額が前年を大きく下回ったのが影響した。2010年の年間利用料枚数が前年の28.6枚から24.1枚に(15.7%減)に、利用金額は6887円から5314円(12.7%減)となった。

 さらに映像ソフト協会は2010年の特徴のひとつとして、購入者のヘビー化傾向を指摘している。セル市場では全体の4.1%にあたる年間3万円以上ビデオソフトを購入するヘビーユーザーが、市場の売上げの2/3以上(67.4%)を購入しているという。
 年間3万円以上の購入者は前年の5.1%から減少する一方で、市場占有率は57.5%から拡大した。映像ソフト協会は、「多額のお金を投下するヘビーユーザーが残り、セル市場を支える構造になってきた」と分析する。

 調査ではこのほか、属性別の利用動向、Blu-ray Discの普及動向など映像ソフトに関わる調査結果をまとめる。全体で25ページ、日本映像ソフト協会の公式サイトよりダウンロード出来る。

日本映像ソフト協会 http://www.jva-net.or.jp/