プリキュアオールスターズが3D立体視に 今夏から公開

 現在放映中の「スイートプリキュア♪」で、シリーズ第8作目を迎える「プリキュア」シリーズの新たな大型企画がこの夏に登場する。「プリキュア」シリーズの歴代メンバーが総登場する3D(立体視)の新作映像『プリキュアオールスターズ3Dシアター』である。
この映像はおよそ12分、東映アニメーションの持つCGの技術を用いた。作品はストーリー仕立てになっており、メンバー全員がダンス・ステージを繰り広げるという華やかなものになる。
 7月下旬頃より、関東の主要イベント会場で上映を開始し、その後はイベント会場や3D専用シアターなどでも上映される。上映情報は、東映アニメーションのサイトの「イベント」ページで随時更新予定だ。

 東映アニメーションによれば、シリーズのフルCGアニメーションは2009年に放映された『フレッシュプリキュア!』にて、既に本格的に取り組んでいる。
 番組のエンディングで、モーションキャプチャーを利用したフルCGアニメーションのダンス映像を実現した。この映像はその質の高さとキレのある動きで大きく注目されたことから、以降シリーズの定番として制作されている。今回は、こうした試みをさらに広げるものと言えそうだ。

 さらに東映アニメーションは、現在CG作品の企画・製作を成長分野への投資のひとつとして力を入れている。これまで同社は2Dアニメを得意とする会社として知られてきた。
 しかし、世界的にCGアニメーションの存在感が増すなか、CG作品においても確固たる地位を築くとして投資を続ける。すでにフルCG作品として『聖闘士星矢』や『SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK』、『GAIKING』の企画が明らかになっている。
 2Dスタイルの3D立体視では、今年3月にジャンプHEROES film『ワンピース3D』、『トリコ3D』が公開され注目を浴びた。これ以外にも新しい技術を取り入れたイベント映像の取り組みは多く、そうした映像は新しい技術の挑戦の場ともなっているようだ。
 今回の試みも、楽しいエンタテンメントであると同時に、今後の新たな技術と映像に対する先駆的な試みといってもいいかもしれない。今夏からの『プリキュアオールスターズ3Dシアター』が大きな注目を集めそうだ。

東映アニメーション http://www.toei-anim.co.jp/