中国向けに地元PR 観光映像制作・配信の一貫サービス

「富山観光アニメ」
「富山観光アニメ」

 東日本大震災後、国内各地の観光客が大幅に減少している。とりわけ海外からの観光客の減少が、観光地域に大きな影響を与えている。こうしたなか、映像作品を通じて日本の各地域の魅力を直接海外に伝える試みが始まった。
 広告事業の電通パブリックリレーションズ(電通PR)とアニメ・映像制作のファンワークスは、海外に観光資源と地元の魅力をアピールする映像制作とインターネットを通じた中国国内への配信を組み合わせるサービスを開始した。海外観光客のなかでも、特に数の多い中国にフォーカスしたプロモーションを提案する。

 映像制作・企画をP.Aワークス制作の「富山観光アニメ」をはじめ東京・杉並区の地域キャラクター「なみすけ」、山形県鶴岡市「kibisoプロジェクト」、北海道ニセコ町「キャラクターアニメ」など手がけたファンワークスが担当する。これまでの地方自治体と協業経験を活かす。
 出来上がった映像は、電通PRの中国現地出資会社の電通藍標が中国メディアやウェブサイトへの配信を行う。配信崎は、地方方自治体、ホテルなどの宿泊施設のほか、観光協会やテーマパーク、レジャー施設、鉄道会社、旅行代理店などである。
 観光PR映像はおよそ1分程度のものを3本、もしくは3分程度のものを1本制作する。制作コストは内容によって変動するほか、配信・プロモート費用(200万円~)が必要となる。

 両社によれば、インターネットによる中国向けの配信としたのは、同国からの訪日観光客が増加し2009年に100万人を突破した。また、同国のインターネット人口が4億5700万人に達している。より多くの中国人に映像に触れてもらうことで、観光への意欲を喚起する。

電通パブリックリレーションズ(電通PR) http://www.dentsu-pr.co.jp
ファンワークス http://www.fanworks.co.jp/