スクエニ業績予想修正 最終120億円赤字 開発中止等

 ゲーム大手のスクウエア・エニックス・ホールディングス(スクウエア・エニックスHD)の平成23年3月期通期連結決算が、最終赤字に転落する見通しだ。5月12日に、スクウエア・エニックスHDが業績予想の下方修正を発表した。
 前回は1300億円としていた連結売上高が1250億円に引き下げられたほか、営業利益は80億円から73億円、経常利益は60億円から53億円に変更する。さらに当期純利益も10億円の黒字から120億円のマイナスに引き下げられた。

 当期純損失の発生は、およそ160億円の特別損失を計上することになった影響が大きい。企業買収に伴って発生していた のれんの減損を約88億円、ゲームタイトル開発中止損とその関連損失約45億円が発生する。
 また、東日本大震災でのアミューズメント施設復旧費用やアミューズメント店舗の営業休止の影響、災害損失約6億円、固定資産除却損約6億円なども加わる。

 のれんの減損については、事業環境の急激な変化や将来のキャッシュ・フローをより慎重に見積もった結果としている。また、開発中止損は、経営基盤の強化のためタイトルの選別、強化を行ったためである。将来に対してより慎重に、そして今後発生する可能性のある損失を今回一括して計上したようだ。

スクウエア・エニックス・ホールディングス
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