エイベックス業績予想下方修正 震災と音楽市場不振で

 音楽・映像事業のエイベックス・グループ・ホールディングスは、平成23年通期連結決算の業績予想の下方修正を発表した。これまで1183億円としていた連結売上高は1115億円に引き下げられ、営業利益は115億円から113億円、経常利益は105億円から100億円、当期純利益は58億円から53億円にそれぞれ変更された。

 売上高の減少は3月11日起きた東日本大震災の影響がでたこと、また国内音楽市場の低迷が続いているためである。この結果、当初予想を下回る見込みとなった。
 しかし、販売管理費を効率的に管理したことから、営業利益の減少幅は売上高に小さかった。また、経常利益、当期純利益については営業外費用の計上と特別損失の発生の影響を受けた。
 営業費用は7億7400万円、持分法適用関連会社の業績悪化から持ち分に応じた損失を計上した。特別損失は東日本大震災の発生によるコンサートの延期・中止費用、また被災地に対する義援金への支出も含まれる。合計で3億1500万円となっている。
 業績予想修正の結果、エイベックス・グループの売上高はほぼ前期並みになるものの、利益面では依然前期を大きく上回る見込みだ。

エイベックス・グループ・ホールディングス http://www.avex.co.jp/