ドリームワークスのアニメ部門 株式上場

 10月13日にハリウッドの大手映画会社ドリームワークスSKGは、アニメ部門のドリームワークス・アニメーションを分社のうえニューヨーク証券取引所に株式上場すると発表した。ドリームワークスのアニメ部門の株式上場はかねてから言われていたが、10月初めに公開された『Shark tale』の大ヒットが一気に上場を後押しした形である。
 公開される株式数は2900万株で、1株は23ドルから25ドルになり、この株式公開で約7億ドルの資金調達がされる見込みである。仮に1株を23ドルから25ドルすれば株式総額は約25億ドルとなりライバル会社ピクサーの株式総額約45億ドルの半分程度の評価となる。

 ドリームワークスは、1994年にスティーブン・スピルバーク氏、ジェフリー・カッェンバーグ氏、デイビッド・ゲフィン氏というハリウッドの大物3人よって設立された。設立以来、その質の高い映画により急激に成長しハリウッドのメージャースタジオの一角に喰いこんだ。
 アニメーション映画については、『Antz』や『プリンス オブ エジプト』などが苦戦し、近年まではヒット作に望まれなかった。2001年公開の『シュレック』や本年公開の『シュレック2』、『シャークテイル』の大ヒットにより一躍この分野でもトップ企業に躍り出た。特に、現在公開中の『シャークテイル』は10月公開の劇場映画としては、過去最大のヒットとなり株式公開に良い影響を与えそうだ。

 ドリームワークスの株主には設立者3人のほか、マイクロソフト社の共同創設者ポール・アレン氏が筆頭株主として名前を連ねている。また、ドリームワークスは、メインブランドのドリームワークスの他に、質の高いマイナーレーベル専門のブランドGo!Fish Picturesを所有しており、日本アニメの『イノセンス』、『千年女優』がこのブランドで配給されている。