東京ゲームショウ2011 アジアNO1、一般層浸透目指す

 2月18日、東京都内のホテルにて、2011年9月15日から18日まで幕張メッセで行なわれる東京ゲームショウ2011の開催概要が発表された。2010年はアジア重視を強く打ち出した東京ゲームショウは来場者数が過去最高、20万人突破とjなったが、2011年も引き続き、国内外とも積極的にゲームの魅力とビジネスの拡大を目指す。
 開催概要にあわせて発表された今年のテーマは、「心が躍れば、それはGAMEです。」である。スマートフォンやPC向けのソーシャルゲームが市場を拡大するなか、これまでゲーム機ソフトのメーカーが中心であった東京ゲームショウが、自ら従来のゲーム領域だけでなく、その外側に広げて行く意志を示したものだと言えるだろう。
 開催発表会の冒頭で主催者挨拶を行なったコンピュータエンターテインメント協会の和田洋一会長も、ゲームとはプレイヤーに訴えることこそが定義と述べた。ソーシャルゲームの普及でユーザーのハードに対する負担が減るなかでの新たなゲーム業界のあり方を探る。

 そんななかで東京ゲームショウ2011に向けて打ち出された戦略は、昨年に引き続き「アジアNO1のゲーム見本市=アジア重視」、「一般ユーザーへの訴求力」である。
 アジアNO1のゲーム見本市では、海外から人と情報を集め、それを発信するためのアジア地域のゲーム産業ハブの役割が目指されている。昨年に引き続き、アジアのゲーム会社のトップ経営陣を招いたアジア・ゲーム・カンファレンス開催や、出展、来場の働きかけ、TGSフォーラムでの同時通訳に英語に加え、中国語、韓国語を加えるなどの対応を目指す。
 一般ユーザーへの訴求力では、2010年に好評を博した格闘ゲーム大会闘劇が再び登場するほか、コンシュマーゲームでも世界大会を実施するとしている。また、こちらも昨年から始まったコスプレ企画「コスプレ@TGS」は今年さらに拡大する。

 イベント来場者の拡大の一方で、ゲーム産業自体はここ数年勢いが欠けている。ゲームショウは、ビジネス機能の強化も引き続き目指すとしている。ビジネスフォーラムの強化、JETROとの協力関係の拡大、ビジネスマッチングなどの取組みを行なう。
 ビジネスの強化は海外展開とも表裏一体だ。拡大する海外市場の深耕が、今後の業界成長の鍵を握るからだ。そうした観点から海外向け広報や複数言語対応を強化する。海外から見てストレスフリーなイベントを実現する。
 主催者によれば、2011年の目標は来場者数19万人、1500小間、企業出展180社である。2010年並みの規模を目指す。

 

 

 

東京ゲームショウ2011(TOKYO GAME SHOW 2011)
http://tgs.cesa.or.jp/

主催: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
共催: 日経BP社
後援: 経済産業省(予定)

[会期]
2011年9月15日(木) 16日(金) ビジネスデイ 10時~17時
2011年9月17日(土)、18日(日) 一般公開日 10時~17時
※一般公開日は、状況により、9:30に開場する場合があり。

会場: 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)展示ホール1~8/国際会議場

[入場料]
ビジネスデイ 前売/当日共に5000円(業界関係者のみ購入可)
一般公開日 一般(中学生以上)前売1000円/当日1200円 小学生以下 無料