沖縄文化にフォーカス 5億円コンテンツファンド設立

 沖縄文化を活用するコンテンツに特化したファンド「沖縄文化等コンテンツファンド投資事業有限責任組合」が2月10日に設立された。コンテンツファンドを通じて、沖縄のコンテンツ産業の成長と発展を目指す。
 ファンドは財団法人沖縄県産業振興公社、琉球銀行、デックジャパンなど沖縄県の団体や企業が出資する。運営はテクノロジーシードインキュベーションが、沖縄県産業振興公社のハンズオンマネージャー、有識者によるアドバイザリーボードと連携しながら行う。

 投資対象となるコンテンツは、映像、ゲーム、エンタテインメントの3分野である。映画・アニメ、ゲームソフト、オンライインゲーム、アプリケーションソフト、演劇・ミュージカルなどが挙げられている。
 また、応募事業者は沖縄県内のコンテンツ関連事業者が中核となったプロジェクト、あるいは県外のプロジェクトだが沖縄で活動するプロデューサーを起用し、監督などの主要スタッフの半数以上を沖縄県内の人材を登用したものとする。沖縄のコンテンツ産業振興や関連人材の育成に寄与すると認められることも条件となる。
 1件あたりの5000万円で、総制作費の80%以内を投資の限度とする。投資はコンテンツ案件ごとのプロジェクト投資を中心に、株式、転換社債などのエクイティ投資も行う。投資案件は2月14日から第1期の募集を開始、3月14日まで受付ける。

 本ファンドの規模は全体で5億円と必ずしも大きくはない。出資と同時にファンドの提供する資金調達や販路拡大などの経営ノウハウなどが魅力となりそうだ。また、シードマネーを得ることで、沖縄をコンセプトにした企画プロジェクトが立ち上がる効果も期待出来るだろう。

沖縄コンテンツファンド
http://www.tsi-japan.com/jp/vc_OCF.html
テクノロジーシードインキュベーション
http://www.tsi-japan.com/