4℃制作「サンダ―キャット」 米CNで本年放送、玩具はバンダイが展開

 1980年代に人気を呼んだテレビアニメーション『サンダ―キャット』が、新しい作品になって甦る。ワーナーブラザーズ・アニメーションが完全新作のリメイク版を製作し、2011年からカートゥーンネットワークでテレビ放映を開始する。
 番組製作発表は2010年6月に行われ、およそ25年振りの復活として話題を呼んだ。もうひとつ大きな注目を集めたのは、アニメーション制作を日本のアニメスタジオ STUDIO4℃が手掛けることだ。 STUDIO4℃は『アニマトリクス』の制作のほか、最近は『鉄コン筋クリート』が高く評価されるなど海外で知名度が高い。ワーナーブラザーズも、今回の制作にあたっては日本で最も素晴らしいアニメスタジオとして紹介している。

 この新作『サンダ―キャット』の制作とビジネスが、順調に進んでいる。ワーナーグループの商品ライセンス部門ワーナーブラザーズ・コンシュマー・プロダクツは、2月13日から16日まで開かれるニューヨークトイフェアで『サンダ―キャット』の玩具、商品を大きく紹介すると発表した。
 また、北米を含む作品・キャラクターの玩具のマスターライセンスを、バンダイ・アメリカが獲得したことも明らかにした。バンダイ・アメリカは、今回の新シリーズ、そして旧作のフィギュアやメカなどの商品を幅広く展開する。実際に商品が店頭に並ぶのは、2011年秋頃になる。
 バンダイ・アメリカは、たまごっち など日本発の玩具のほか、米国独自の商品として『パワーレンジャー』や『ベン10』などを手掛けている。『サンダ―キャット』は、それに続く米国独自のヒット商品を目指す。

 『サンダーキャット』は、2005年に広くテレビ放映されたSFアクションアニメーションだ。テレビだけでなく、コミックや玩具で人気を呼んだ。あまり知られていないが、アニメーション制作を日本のアニメスタジオが担当した。リメイク版も日本のスタジオが制作することで、新旧双方の作品に日本が関わることになる。
 25年を経て復活した『サンダ―キャット』がどの様なかたちで受け取られるか、今後の展開に期待がかかる。

バンダイ・アメリカ(Bandai America Incorporated) http://www.bandai.com/