おもちゃショー バンダイブース キャラクター玩具総登場

  東京おもちゃショーの中で、大きな存在感を持つのがバンダイとタカラトミーの二大玩具メーカーである。両社は国内玩具業界でずば抜けた規模を誇るだけでなく、人気玩具ブランドやキャラクターの数でも他社を圧倒している。
 おもちゃショーの中でも幾つものコーナーに分かれたブースを作り、玩具業界全体を牽引していく様子が伺われた。おもちゃショーの中でも見逃せない存在だ。

 また、バンダイブースは、アニメ関係、特撮関係でも注目である。同社が玩具のなかでも、アニメ、特撮のキャラクター商品に特に強みを発揮しているからだ。
 ブース正面に同社の看板キャラクターの『機動戦士ガンダム』の特別コーナーが設けられていたほか、入り口すぐに『侍戦隊シンケンジャー』、『仮面ライダーディケイド』、『ウルトラマン』といった特撮キャラクターの大型コーナーが続く、さらに『ドラゴンボール改』、『ケータイ捜査官7 NEXT』と男児向けのブランドとなる。この分野の同社の強力さをアピールする。

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 女児向けでは、今期のビジネス好調が伝えられる『プリキュア』シリーズ最新作『フレッシュプリキュア!』が大きく取上げられた。電子玩具で知られる「たまごっち」も女児向けコーナーである。
 この秋テレビアニメシリーズの放映も始まる「たまごっち」は、女児向けのキャラクターブランドとして力を入れている様子が見て取れる。実際に『プリキュア』シリーズを除けば、女児向けはやや力不足に感じただけに、バンダイとしても貴重なブランドとなるのだろう。

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 新ビジネスについては、昨年からテレビアニメの放送も始まり売れ行き好調が伝えられる『バトルスピリッツ』が今年も引き続き大きく取り扱われていた。テレビアニメの第2期放映の制作発表も行う力の入れようだ。
 また、キャラクターに変身する子供向けの服飾を取り扱うアパレルブランドの立ち上げも興味深いものだった。総合玩具だけでなく、周辺領域の開発に積極的なバンダイの戦略を感じさせる。

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 東京おもちゃーショーの面白いところは、展示される商品にキャプションがつけられていることである。卸売・小売への商品アピールの場でもあるブースでは、具体的な数字やマーケティング戦略と共に派手なキャッチコピーが並ぶ。
 なかでもバンダイは、『フレッシュプリキュア!』前年対比140%、『ディケイド』前年対比200%、『シンケンジャー』前年対比110%などの数字が目を惹く。2009年3月決算でバンダイは、好調のタカラトミーにやや押されている印象もあった。しかし、こうした数字のせいもあり、おもちゃショーではむしろバンダイほうに勢いを感じた。

バンダイ http://www.bandai.co.jp/