エンターブレインが角川マガジンズを吸収合併 3月1日実施

 角川グループの出版会社エンターブレインは、2011年3月1日付でグループ内の出版会社角川マガジンズを吸収合併する。1月20日に明らかにされた。
 発表によれば今回の合併は、エンタテインメント系の雑誌・書籍などの発刊事業において、経営効率化を進めるためである。それぞれノウハウや経営資源を共有することで、ラインナップ充実や商品ブランドのサービス向上につなげるとしている。グループ内重複する事業領域の統合という狙いもありそうだ。

 合併はエンターブレインが存続会社となるため、会社としての角川マガジンズはなくなる。現在同社が刊行している「CD&DLでーた・」、「DVD&ブルーレイでーた」、「花時間」の権利義務は全てエンターブレインが承継し、引き続き刊行する。
 エンターブレインは「ファミ通」ブランドで知られる雑誌を中心にエンタテイメント関連の雑誌・書籍に強みを持つ。2010年3月期の売上げは159億円で、角川グループ出版事業の中核会社のひとつである。
 一方、角川マガジンズは、2007年の角川グループの雑誌事業会社として分割・設立された。グループ内ではクロスメディア事業内の1社だ。今回の合併は事業領域を超えた統合となる。角川グループは、昨年末以来グループ事業の再編・統合を加速している。今回の合併もそうした流れのひとつと言えそうだ。

エンターブレイン http://www.enterbrain.co.jp/
角川マガジンズ http://www.kadokawa-m.co.jp/