東映アニメ 今期3度目の業績予想上方修正 売上過去最高250億円

 国内アニメ制作の最大手である東映アニメーションの業績好調が続いている。1月25日に同社は、今期3度目となる通期業績予想の上方修正を発表した。また、好調な業績に伴って、期末配当も当初予想を引き上げる。
 同社の平成23年3月期の連結売上高予想はこれまでの210億円から251億円と一気に20%近く引き上がられ、昨年の209億6000万円を大きく上回る。また、これは同社の通期売上では過去最高水準となる。売上高にあわせて営業利益は22億円から38億円、経常利益は24億円から40億円、当期純利益は14億円から23億円に変更された。
 期末の株式配当は前回予想の20円に30円の特別配当を加え、50円となる。当初予想の2.5倍の水準である。

 今回の修正について東映アニメは、『ワンピース』と『ハートキャッチプリキュア!』が引き続き好調であったとしている。『ワンピース』はキャラクター商品とBlu‐ray 、DVDが予想を上回って稼働した。また、『ハートキャッチプリキュア!』は、10月に公開した『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?』とキャラクター商品が好調だったとしている。
 2大ブランドが今期の同社の経営を支えた。ここ数年、アニメ業界全体では不況色が強くなっているが、キャラクタービジネスは依然活発で、有力キャラクターを持つ企業の業績は堅調に推移しているようだ。

東映アニメーション http://www.toei-anim.co.jp/