2010年米国ゲームコンテンツ市場150億ドル超 NPD発表

 米国の市場調査会社NPDグループは、2010年の米国のゲームコンテンツ市場が154億ドルから156億ドルであったと発表した。この調査はNPDが行うもので、ゲーム機やPCゲーム向けのソフト販売のほか、中古ゲーム、ゲームレンタル、デジタルダウンロード、ソーシャルゲーム、モバイル向けゲームアプリなどを全て含んだ小売段階のものである。広義のデジタルゲームコンテンツ市場と言えるものである。
 NPDグループは、この数字は前年比で1%減としている。ゲーム機向けのソフトの低迷や、ソーシャルゲームの躍進などが指摘されることが多い中、ゲームコンテンツ全体でみた消費者の支払い金額は大きな変化がなかったことになる。

 コンソール機、PC、携帯機向けの一般店舗のゲームソフト販売は、106億ドルと全体の2/3を占め、依然ゲームコンテンツの中核である。しかし、2009年比では5%の減少となった。一方で、PC向けのゲームソフトは3%増加した。
 ゲーム機向けのゲームソフトの落ち込みをカバーしたのは、中古ゲームソフト販売、ゲームソフトのダウンロード販売、モバイル向けのアプリケーションソフト、ソーシャルゲームであった。近年のゲーム業界の傾向であるゲームプラットフォームの多様化やカジュアル化が、今回の発表からも窺える。
 なおNPDグループは、より詳しい最終的な調査報告を3月に予定している。

NPDグループ http://www.npd.com/