ディズニージュニア2月スタート 2012年に3番目のブランド

 米国のエンタテインメント放送局ディズニーチャンネルは、2011年2月14日よりディズニージュニア(Disney Junior)をスタートすることを決定した。ディズニージュニアは2歳から7歳向けの番組に特化した放送ブランドで、子どもたちが楽しめるチャンネルを目指す。近年、米国のケーブル専門局が力を入れるプレキッズ向けの番組放送を大幅に拡充する。
 ディズニーチャンネルは、これまでもディズニーチャンネル内に幼児向けの放送枠プレイハウス・ディズニーを設けてプレキッズに向けた放送を行っている。ディズニージュニアは、まず2月14日からこのプレイハウス・ディズニーに替わる放送枠としてスタートする。放映時間帯は、平日朝4時から昼の14時まで、そして週末朝4時から9時までである。週60時間体制である。

 しかし、プレイハウス・ディズニーと大きく異なるのは、ディズニージュニアが独立したチャンネルを目指していることだ。2011年から順次世界各国でディズニージュニアのチャンネルを目指すほか、米国でも2012年から24時間の独立チャンネルに移行する。
 ディズニーチャンネル、ディズニーXDに続く3番目のディズニーブランドのチャンネルとなる。ファミリー・女性をコア層とするディズニーチャンネル、少年向けの作品を並べるディズニーXD、それにプレキッズのディズニージュニアに住み分ける。プレキッズ作品が抜けることで、既にアニメーションチャンネルでなくエンタテイメントチャンネルと位置付けるディズニーチャンネルの映画・実写ドラマ志向はさらに強まりそうだ。

 一方で、グループ全体としては、アニメーション、子ども番組のラインナップは大幅に強化されそうだ。ディズニージュニアは、2月からの放送で目玉として完全新作の『ジェイクとネバーランドの海賊(Jake and the Never Land Pirates)』を用意した。ディズニーの名作アニメ『ピーターパン』からスピンオフをし、ネバーランドを舞台に子どもの海賊ジェイクが活躍するテレビアニメーションシリーズだ。
 このほかミッキーマウスがエクササイズをインストラクトする短編アニメーション『ミッキーマウエクサイズ(Mickey Mousekersize)』やアフリカのおとぎ話を題材にした『Tinga Tinga Tales』などショートアニメーションも新作をラインナップする。

 ディズニーがプレキッズ(2歳-7歳)の強化に動いたことで、従来から注目されていたこの市場の関心はさらに高まりそうだ。同社のライバルであるニコロデオン、カートゥーンネットワークも新作に力を入れて来る可能性が強い。今後、プレキッズの番組に対する北米での需要が高まる可能性が強い。