CCC 2010年アニメーションDVDレンタルは前年比21%増

 DVDレンタルで国内最大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブの2010年のDVDレンタルでアニメーション作品が好調だった。同社の発表によれば、アニメーションDVDのレンタル枚数は2009年から21%増となった。
 2009年に劇場公開された細田守監督の話題作『サマーウォーズ』がDVDレンタルの年間ランキングで総合3位にランクキングされ大きな注目をされた。これは1位『アバター』、2位『2012』に次ぐ順位となり、邦画ではトップとなる。

 アニメーションではこのほかディズニー/ピクサーによる『カールじいさんの空飛ぶ家』が総合6位である。ベスト20にはこれ以外のアニメーションはランクインしなかったが、CCCは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『トイ・ストーリー3』、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』などをヒットタイトルに挙げている。
 DVD販売ランキングでは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は総合3位に、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は総合5位となっている。レンタルだけでなく、販売でもアニメの存在感は大きい。

 一方、CCC全体のDVDレンタルも好調である。2010年の年間DVDレンタル枚数は6億9374万枚と前年から11.9%増で過去最高に、1人当たりの年間DVDレンタル枚数も27.7枚と4.9%の増加である。
 CCCの年間ランキングは、全国のTSUTAYA 1394 店とインターネットで注文をする宅配レンタルサービスTSUTAYA DISCASの2010年1月から12月までの1年間の実績をまとめたものである。映像パッケージ市場全体の縮小やオンライン配信の成長にも関わらず、少なくともCCCではレンタルDVD市場は引き続き拡大していることになる。映像パッケージビジネスを考えるうえで、興味深いものとなっている。

 このほか好調だったジャンルとして20%増の韓国ドラマが挙げられたほか、邦画、洋画いずれの分野も堅調だった。洋画については、『ジャガーノート』、『カプリコン1』など名作を掘り起こす「発掘良品」コーナーの拡大展開も好評だったとしている。また大作映画のDVD化リリースが伸びを支えた。
 邦画のランキングで『サマーウォーズ』に続いたのは、『アマルフィ 女神の報酬』(総合7位)、『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』(総合8位)である。

2010年TSUTAYA年間ランキング
http://www.ccc.co.jp/company/news/2010/20101117_002495.html