キャラクター事業のテレビ東京BB 7億8千万円の減資

 テレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)のグループでキャラクター事業、モバイル、インターネットのコンテンツ事業を手がけるテレビ東京ブロードバンドは、12月22日付けで資本金の大幅な減資を決議した。これまで14億8350万円あった資本のうち7億8350万円を減資し、このうちおよそ4億8650万円を累積損失の解消に充てる。残り2億円を資本準備金、9690万円をその他資本剰余金として計上する。
 今回の減資についてテレビ東京HDは、累積損失の解消することで財務体質の健全化を図るためとしている。テレビ東京HDは同日、衛星放送子会社のBSジャパンについても累積損失の解消を目的に183億円の減資実施を決めている。

 テレビ東京ブロードバンドは、2001年にキャラクターやアニメ、放送分野のコンテンツ権利事業やモバイル・インターネットでのコンテンツ配信事業を目的に設立された。しかし、アニメ関連や放送番組の権利ビジネスは同じグループのテレビ東京が直接行なうケースが多い。
 このため同社の事業はキャラクターやアニメ関連のモバイル事業、PC、モバイル向けの公式サイトの開発・運営などになっている。2010年3月期の決算は1億1500万円の当期純利益だったが、事業立ち上げ当初の累積損失があり、今回はそれを一掃する。

 テレビ東京HDのグループ2社の減資は、2010年10月1日に行なわれたテレビ東京グループの持ち株会社移行に合わせたものとみられる。
 同社はこのほか、同日に放送番組の制作技術のテクノマックスの株式追加取得による完全子会社化、CS放送事業の日経シー・エヌ・ビー・シー(日経CNBC)の株式追加取得による 持分法適用関連会社化も決定している。