TYO第1四半期減収増益 有利子負債の圧縮進む

 テレビコマーシャル、ウェブコンテンツ事業のティー・ワイ・オーは、12月14日に平成23年7月期第1四半期(22年8月~10月)の決算発表を行なった。有利子負債の圧縮を目指した事業再編により、連結売上高は47億5100万円と前年同期比22.7%の大幅な減少となった。しかし、営業利益はおよそ2.3倍の2億3300万円、経常利益は1億6400万円、四半期純利益は7900万円と黒字転換した。
 また有利子負債が前年同期の123億1200万円から87億4400万円と29%減少した。経営の大きな改善が見られた。

 ティー・ワイ・オーは今期より、事業セグメントの再編を行なっている。これまでの広告映像・コンテンツソリューション・WEB、インターナショナル、エンタテインメントの5事業を、TV-CM・マーケティング・コミュニケーション・その他の3事業に再編・統合した。これは過去2年間で相次いで実施したグループ企業売却と統合を反映したものだ。同時にこれまで競争力の高かったテレビコマーシャルとウェブマーケティングの事業に特化することを明白にするものだ。
 このうちTV-CM事業はコスト削減効果もあり、売上高32億7900万円、営業利益7億4400万円と好調だった。マーケティング・コミュニケーション事業は、受注の後ろ倒しや海外案件を失うなどもあり、売上高13億2700万円、営業損失5900万円と振るわなかった。

 TYOアニメーションズにて行なってきたアニメーション事業は、これまでのエンタテイメント事業からそのほか事業に区分を変更した。エンタテイメント事業の中核事業であった円谷プロダクション、デジタルフロンティアなどの売却が行なわれたことから、映像事業自体が同社のなかで非中核事業になったためと見られる。その他事業の全体での売上高は2億7700万円にとどまり、営業損失が500万円だった。 
 ティー・ワイ・オーは通期で売上高230億円、営業利益10億円、経常利益6億3000万円、当期純利益3億5000万円を目指す。

ティー・ワイ・オー http://group.tyo.jp/