東映アニメ 韓国アニメ「アイアン・キッド」で権利ビジネス

 2010年12月10日より韓国のCGアニメシリーズ『鉄拳戦士アイアン・キッド』が、アニメ専門チャンネル アニマックスで放映を開始する。毎週金曜日18時30分より新エピソードを放映、同日夜22時半からと翌週土曜日6時からの2回のリピートを行ない週3回放送体制となる。国産テレビアニメを中心に番組を組むことが多いアニマックスでは異例の態勢だ。
 『鉄拳戦士アイアン・キッド』は、2006年に韓国の大手アニメーション製作会社である大元メディアにより制作された全26話のCGアニメーションである。男児向けのアクションCGアニメーションとして話題を呼び、世界およそ20ヶ国で放映されている。米国ではマンガ・エンタテイメントが流通を手掛け、2007年にKids WBやTheCW4Kidsなどで地上波放映をしている。

 今回は国内の大手アニメ製作会社である東映アニメーションが、日本での作品ビジネスライセンスを獲得した。同社は放送や商品化などの窓口ビジネスを手掛ける。
 東映アニメーションは、長年多くのアニメを製作しており、同時にそうした作品の多くのビジネスライセンスを自ら行っている。アニメの権利ビジネスのノウハウを保有する。しかし、自社製作以外、しかも海外の番組を国内で扱うのは異例だ。同社はこれまで積極的に海外事業を手掛けてきたが、それは日本のアニメの海外輸出が中心だ。アニメーションの輸入は、同社にとって新たな海外ビジネスとなる。

 東映アニメは、『アイアン・キッド』を放映するアニマックス・ブロードキャスティング・ジャパンに一部出資をしており、両社は関係が深い。東映アニメーションは、今後アニマックス、大元メディアの3社は協力して番組放送プロモーションを行うとする。
 番組は韓国版をもとに、東映アニメーションやエーエス企画などが日本語版を製作している。日本の子どもたちにどう受け入れられるかも含めて、海外アニメーションビジネスの新しい展開が注目される。

東映アニメーション http://corp.toei-anim.co.jp/

『鉄拳戦士アイアン・キッド』
放送日時:
2010年12月10日 18時30分スタート(リピートあり)
アニマックス
http://www.animax.co.jp/feature/index.php?code=NN10001090

監督: カン・デイル
企画・製作: デザインストーム、大元メディア
制作総指揮: ジョン・ウク、ソン・ジョンスク
脚本: キム・ヒョンギョ、ジャン・ヨンミン
演出: ユン・ジヘ
日本語版製作: 東映アニメーション、エーエス企画、Arirang TV Media
配給協力: アニマックスブロードキャスト・ジャパン