マッドハウス 前期売上36億円、営業利益8900万円

 インデックスホールディングス(インデックスHD)の決算発表によれば、アニメ製作会社マッドハウスの2010年8月期通期の売上高は36億500万円だった。また、営業利益は8900万円となった。インデックスHDは当初マッドハウスの売上げを通期で35億円、営業利益を1億円と見込んでいたが、ほぼ予想どおりのレンジに収まった。
 またCG制作のダイナモピクチャーズは売上7億6900万円、営業利益8500万円となったほか、ゲーム事業のアトラスは売上高138億5000万円、営業利益11億6200万円である。インデックスHDは、ゲーム・アニメ・CGでおよそ182億円の売上げとなる。

 営業収支段階ではゲーム・アニメ・CG事業は黒字となっているが、特別損益まで考えると同事業は損失が嵩んでいる。アトラスの子会社売却で特別利益が13億6400万円あったものの、マッドハウスのコンテンツ販権とアトラスの子会社ロッソインデックスのオンラインゲームシステムなどの減損損失が7億8400万円計上されている。さらに15億1700万円が計上された事業撤退損失のなかには、マッドハウスの海外向けコンテンツ資産の減損処理も含まれるなど一時的な損失が膨らんだ。
 アトラスは2010年10月1日にインデックスHDに吸収合併されたため、2011年8月期については、個別決算でなくインデックスHDの事業部門として業績に反映する。一方、マッドハウスとダイナモピクチャーズの2社の売上げは通期で35億3000万円、営業利益で9000万円を目指す。事業規模は前期並み、利益はやや慎重な見通しだ。

 また、インデックスHDは、2010年10月1日づけで商号をインデックホールディングスからインデックスに変更することを正式に決定した。これは過去数年の事業再構築で連結子会社が減少していること、インデックス、アトラスの主要子会社を合併したことから持ち株会社とは異なった経営体制に転換したためである。
 ゲーム事業のアトラスについては、新会社でも「アトラス」ブランドとして維持する。「アトラス」のブランドと歴史価値をコーポレートブランドとして活かすためである。

インデックホールディングス http://www.index-hd.com/