AQ 「ブラウザ三国志」好調で業績予想上方修正

 10月21日、ゲーム企画・開発、販売のAQインタラクティブは、平成23年3月期第2四半期、通期の業績予想の修正を発表した。新たにコンシューマーゲーム2タイトルの開発中止による特別損失を計上しながらも、ネットワークコンテンツ事業の好調により、全体を上方修正する。
 第2四半期の連結売上高は当初予想の32億3000万円を35億9000万円に引き上げるため、前年同期の29億800万円を大きく超える。また、営業利益も4億3000万円から7億3000万円、経常利益は4億3000万円から6億9000万円に変更される。ただし、当期純利益は2億2000万円で変わらずとした。
 また、通期では連結売上高を67億円から69億円、営業利益を5億1000万円から10億5000万円、経常利益を5億1000万円から10億円、当期純利益を2億8000万円から3億9000万円にそれぞれ修正した。利益面での好調ぶりが際立つ。

 好調な理由としてAQは、売上高の増加についてネットワークコンテンツ事業でPCブラウザゲーム「ブラウザ三国志」が好調に推移していることを挙げた。コンシューマーゲーム事業での開発中の2タイトル中止で1億5700万円の特別損失を計上するが、受託開発タイトルの契約が堅調に推移しておりこれをこなして売上高を伸ばす。
 利益面でも構造改革により希望退職者の募集などによるコスト削減効果が表れているとしている。再び成長軌道に乗りそうだ。
 好調とされた「ブラウザ三国志」だが、これは特別なソフトをインストールことなくインターネットブラウザだけでプレイ出来るオンラインゲームとなっている。手軽に利用出来ることから市場が拡大している。現時点で登録IDは180万人、実際に頻繁に利用するアクティブIDも60万人に達する。今年10月からは、大手ポータルサイト内にある「Yahoo!モバゲー」でも課金サービスを開始する。「ブラウザ三国志」の今後の展開は、AQの業績にさらに大きな影響を与えそうだ。

AQインタラクティブ http://www.aqi.co.jp/