ディズニーBS進出 アニメ中心ではアニマックスに続く

 総務省は10月13日に、2011年以降からのBSデジタルチャンネルの新規割当の追加を発表した。これは2009年6月の発表に続くもので、2011年以降のBS放送のチャンネル体制がほぼ固まった。
 新たに割当の認定を受けたのは、5社7局である。IMAGICAティーヴィが洋画専門チャンネル、日本映画衛星放送が映画専門チャンネル、釣りビジョンが釣りチャンネルとなる。また、ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティングが2つのスポーツチャンネルを予定するなど専門性の高いチャンネルが並ぶ。

 また、残りの2局は、米国資本のメディア ブロードキャスト・サテライト・ディズニーによるものである。ディズニーが認定されたのはSDテレビでの放映となる「ディズニー・チャンネル」とHDテレビによる「D-Life(仮称)」だ。
 このうちディズニー・チャンネルは、アニメ等を放映するとしている。現在、ウォルトディズニーがCS放送などで展開するディズニー・チャンネルやディズニーXDのようなアニメーションや実写ドラマを中心に組み立てた有料のエンタテイメント局が目指されるとみられる。
 一方、D-Lifeは、総合編成による無料チャンネルとされている。現在、在京キー局が、BS放送で展開する地上波放送局型の総合チャンネルになりそうだ。米国の大手メディアコングロマリットの進出は、在京キー局にとってもライバルとなる。

 BSチャンネルでは、前回の認定でアニメ専門チャンネルのアニマックスが選ばれている。30数チャンネルまでBS放送が拡大する中で唯一のアニメーション専門チャンネルである。
 ディズニー・チャンネルは、アニメーションだけを放送するわけではないが、若い世代に向けたエンタテイメントチャンネルとして、CS放送に続きライバル関係になりそうだ。いずれも有料放送だが、衛星を通じて全国で視聴出来るだけに、CS放送とあわせて今後の展開が関心を呼ぶだろう。両局は2011年10月1日を目処に開局を目指す。

総務省 http://www.soumu.go.jp/