中国のTVアニメ「三国演義」日本企業が流通・配給

 4月28日から中国杭州市にて、第4回中国国際動漫節が開幕した。中国国際動漫節は中国最大のアニメーション・マンガイベントであるだけでなく、現地でも珍しい国家レベルの主催による国家プロジェクトである。
 大会には中国各地からアニメーション関連の企業や組織、教育機関が参加し、大掛かりなイベントも行われる。5月3日まで6日間開催され、一般市民からも人気を集めている。

 そうしたなかで、日本の企業が中国の大作テレビアニメーションの流通を行うプロジェクトが明らかになった。中国国際動漫節のなかで正式な調印式が行われた。
今回合意が行ったのは中国中央電視台系のアニメーション製作会社北京輝煌動画公司と日本でコンテンツ関連の企画を行うフューチャー・プラネットである。
 合意によればフューチャー・プラネットは、北京輝煌動画公司が製作したテレビアニメーション『三国演義』の世界規模での流通を行う。
 作品は2008年中に完成する予定である。番組は中国中央電視台で放映されるほか、現在13カ国から引き合いがあるという。
 
 中国では作品の世界流通を行うことで、アニメーションの輸入国から輸出国への転換を目指すきっかけとする狙いのようだ。これまでアニメーションを巡る日本と中国の協力は、共同製作や制作におけるものが大半である。
 今回は中国アニメーションの国際流通・販売というこれまでにないタイプとなる。それだけに今回のプロジェクトの行方は大きな関心を集めるに違いない。

フューチャー・プラネット http://www.future-planet.co.jp/
第4回中国国際動漫節 http://www.cicaf.com/