CGアニメーション「CAT SHIT ONE」TCMアワード大賞

 10月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されるCreative Market Tokyo2010の東京コンテンツマーケットゾーンTCMアワード受賞者がこのほど決定した。大賞には株式会社IDAが製作するCGアニメーション『「CAT SHIT ONE」―THE ANIMATED SERIES―』が輝いた。
 受賞決定にあたっては、CG制作のレベルの高さに加えて、シナリオや映像として作り込みが評価されている。さらにキャラクターの特徴や笑い、編集などの完成度の高さが認められたかたちだ。
 『「CAT SHIT ONE」―THE ANIMATED SERIES―』は、小林源文氏の同名漫画を原作としている。CGアニメーションで定評があるCGプロダクション アニマが制作、監督も同社の笹原和也さんが担当している。
ユーモラスな動物キャラクターと戦闘描写のギャップをCGアニメーションで再現した。作品は今年6月より動画共有サイトで無料配信をしており、人気を博していた。今回は映像ビジネスの可能性のある作品として、プロの目からも評価された。

 TCMアワードは、クリエイティブ見本市であるCreative Market Tokyo2010東京コンテンツマーケットゾーンに出展する全80組の出展者のコンテンツの中から選ばれた。同賞の特徴は、独創性や新規性だけでなく、作品が今後ビジネスとして可能性があるかどうかが加味されている。マーケットニーズを計る市場性、エンタテイネントの可能性をみる娯楽性、さらに複数のメディアで展開できる発展性が評価の基準となる。『「CAT SHIT ONE」―THE ANIMATED SERIES―』これらを含めて、大賞に選ばれた。
 また、同作はTCMを支援する12の企業がそれぞれ1作品をピックアップする サポーターズ賞のうちTHINK賞も受賞している。企業側からの高い期待を感じさせる。

 一方、サポーターズ賞では、一作品で5社から賞を受けたハッピープロジェクト(happyproject,Inc.)の『フルーティ侍2』が注目される。同作はアドビ賞、NECビッグローブ賞、Jストリーム賞、BROSTA TV賞、ポリゴン・ピクチュアズ賞を獲得している。制作をするハッピープロジェクトは、もともと3D CGアニメーションを得意とするが、本作は2Dテイストで思わず笑みがこぼれるギャグアニメーションを描く。ショートコンテンツとして可能性が感じられる。
 このほか審査員特別賞に、『我武者羅應援團』(我武者羅應援團)、『猫あわせ』(くりたのねこ)、『Live2D』(サイバーノイズ)、『夏の夜の出来事』(DRAWIZ)、『POP & CORN』(にじたろう)、『精霊大戦トーテミア』(ピコグラフ)が選ばれている。

Creative Market Tokyo2010 http://www.cmtokyo.jp/2010/

[アワード大賞]
『CAT SHIT ONE』―THE ANIMATED SERIES―  株式会社IDA

[審査員特別賞]
『我武者羅應援團』  我武者羅應援團
『猫あわせ』  くりたのねこ
『Live2D』  株式会社サイバーノイズ
『夏の夜の出来事』  DRAWIZ
『POP & CORN』  にじたろう
『精霊大戦トーテミア』  ピコグラフ

[各サポーターズ賞]
アドビ賞
『フルーティ侍2』  happyproject,Inc.
NECビッグローブ賞
『フルーティ侍2』 happyproject,Inc.
ジー・モード賞
『ウサギ紳士』 ガヤアニメ
Jストリーム賞
『フルーティ侍2』 happyproject,Inc.
THINK賞
『CAT SHIT ONE』―THE ANIMATED SERIES― 株式会社IDA
DLE賞
『クールとピート』 ホールマン・スタジオ
ファンワークス賞
『もぐらのおっさん』 Studio Little Team Japan
フォアキャスト賞
『アドキャラ キャプチャー動画』 マダライルアンドカンパニー
BROSTA TV賞
『フルーティ侍2』 happyproject,Inc.
ワッチミー!TV賞
『我武者羅應援團』 我武者羅應援團
ポリゴン・ピクチュアズ賞
『フルーティ侍2』 happyproject,Inc.
ワコム賞
『夏の夜の出来事』 DRAWIZ