TIFFCOM 2010 ビジネス拡大支援をさらに強化

 10月25日から28日まで、東京・六本木で映画や映像番組、コンテンツの国際取引の場となるTIFFCOM2010が開催される。JAPAN国際コンテンツマーケットの一環として東京国際映画祭を連動することで、日本のコンテンツ産業の活性化を目指すものだ。
 TIFFCOMは開催およそ1ヵ月半前となった9月7日、六本木アカデミーヒルズ40にて出展者説明会を開催した。このなかで2010年のTIFFCOMの内容と変化、そして方向性を明らかにした。

 TIFFCOMがスタートしたのは2004年、映画祭と映像見本市の同時開催が国際的な潮流となっていることを受けたものである。スタート当初2004年の出展団体は83、来場者数は2028人が、2009年には212団体、来場者数4037人と着実に成長している。
 2010年の出展についても、2009年の109小間より多い120小間を用意したが、既に118小間が販売済としている。また、現時点で登録バイヤーの出身国は、昨年の47カ国から53カ国に伸びるなど、依然景気が不透明感を残すなかで、順調な出足となっている。

 しかし、今回の説明会では、2010年のTIFFCOMが、規模的な以上に取引実績拡大支援の強化を図っていることが感じられた。ひとつはマーケットスクリーニングの大幅拡大である。昨年の3スクリーンからシネマート六本木も会場に含め一挙に5スクリーンに拡大する。また、スクリーン以外で作品を観ることが出来るDVDライブラリーも充実し、TIFFCOM自身の開催期間を延長し、スクリーニング期間を1日増やす。映像作品は、実際に見なければ判断がつかないことも多いだけに視聴機会の拡大が、取引の実績に結びつくこともあるだろう。
 また、開催時間をこれまでの朝10時から9時に前倒して、ミーティング出来る時間も増やす。さらに来日バイヤーのスケジュールを把握し、最新情報を出展者に提供するなど、出会いの場を徹底的に増やす。
 現在、アニメ関連企業では、東映アニメーション、トムス・エンタテインメント、バンダイチャンネル、日本アニメーション、コミックス・ウェーブ・フィルム、DLEなどが出展者に名前を連ねる。また、NHKやテレビ東京、フジテレビなどの放送局、映画各社、講談社なども出展する。

 このほかにもTIFFCOMには、幾つか新たな試みが見られる。ひとつは企画マーケットであるTPGを展示ブースと同フロアーにし、よりアクセスし易くしたことだ。
 また、これまで行われてきたコンテンツ関連セミナーはより強化され、有料の連続フォーラム「ユニジャパン エンタテインメントフォーラム」となる。会場を政策研究大学院大学、アカデミーヒルズの2ヵ所とし、映画、アニメ、テレビ、共同製作、人材育成、地域振興、テクノロジーをテーマにおよそ20のファーラムを設ける。9月下旬にサイトをオープンし、詳細を発表する。

TIFFCOM2010  http://www.tiffcom.jp/2010/index.html