エイベックス 第2Q業績上方修正「ワンピース」ソフトも好調

 8月30日、大手エンタテイメント企業のエイベックス・グループ・ホールディグスは、平成23年3月期第2四半期の連結業績予想を修正した。修正後の予想は売上高が従来予想より5.9%増加するだけでなく、営業利益、経常利益、四半期純利益の予想数字も大幅に引き上げられる。
 売上高は556億円としていたが、589億円となる。これまでは前年同期比で減少だったが、増収予想に転じる。また営業利益は13億円から54億円、経常利益は7億円から48億円、四半期純利益は5億円から30億円に変更される。

 エイベックスは今回の業績予想の修正について、音楽事業において利益率の高いベストアルバムや旧譜のパッケージ商品の販売が好調だったとしている。また、第3 四半期以降に予定していたパッケージ商品の発売時期が一部第2四半期に前倒しになった。
 さらに同社が販売する『ONE PICE』の映像パッケージが好調に推移している。既に記録的売上げとされている映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のBlu-ray Disc(BD)とDVDは8月27日に発売されたばかりだ。
 『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』については、映画を配給した東映が4月30日に映画のヒットを理由に、売上高、営業利益、経常利益予想の上方修正を行なっている。また、7月26日の東映アニメーションの業績予想上方修正発表の中でも、『ONE PIECE』のキャラクター商品の好調、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のBD・DVDの予約好調が理由に挙げられた。同作品のヒットが各社の業績を押し上げているようだ。

 また、エイベックス・グループ・ホールディグスは、同じ8月30日に映像事業の再編も明らかにした。現在エイベックス・マーケティングが行なっている映像制作事業部を分割し、エイベックス・エンタテインメントがこれを承継する。
 既にエイベックス・エンタテインメントは、グループ子会社のミディアも吸収合併している。映像制作事業の集約、効率化が進むことになる。

エイベックス・グループ・ホールディグス http://www.avex.co.jp/