ガンホー第2Q減収経常減益 下期以降強気の見通し

 オンラインゲーム会社のガンホー・オンライン・エンタイテイメントは、8月12日に平成22年12月期第2四半期決算を発表した。連結売上高は41億300万円と前年比で19%減少、営業利益は4億6400万円(前年同期比55%減)、経常利益は7億7500万円(同39%減)である。一方、四半期純利益は6億9700万円と前年同期の1億5700万円から大きく伸びた。
 売上高の減少についてガンホーは、主力タイトルの大型アップデートを7月初旬に控えたためユーザーの買い控えがあったためと説明している。一方、純利益の増加では、特別損失の計上が前年同期に較べて大幅に減少したことを理由に挙げる。

 セグメント別では依然オンラインゲームへの依存度が高い。主力タイトル「ラグナロクオンライン」を中心にオンラインゲーム事業の売上高は39億4200万円(前年同期比17%減)とその売上げの大半を占める。営業利益は8億700万円(同48%減)である。
 また、コンシュマー事業では家庭用ゲームソフト業界の環境悪化もあり、今期は携帯ゲーム機事業を中心に展開した。売上高は49%減の8億1600万円となったが、営業損失は前年同期の2億6000万円から4700万円まで大きく縮小した。ゲーム開発事業の売上高は8億800万円(65%減)、営業利益は5400万円の赤字に転じた。

 第2四半期まででは厳しい数字となったが、ガンホーは第3四半期以降について強気の見通しだ。第2四半期まで(22年6月末)までの売上げ動向について、7月6日に行われた「ラグナロクオンライン」の大型アップデートの買い控えがあったと見ているためである。
 同社はアップデートのあった7月に「ラグナロク」の新規アカウント数が前月の倍になり、会社全体の単月売上高が7月は6月の1.4倍になっていることを挙げ今後の業績を説明する。また、特別損失がなくなり利益率も向上していることから、通期業績に期待をかける。なお、同社は業績見通しについては開示しない方針を取っている。

ガンホー・オンライン・エンタイテイメント http://www.gungho.co.jp/