「狼と香辛料VR」と「東京クロノス」を世界に発信 日本発VRをグローバル市場へ

『狼と香辛料』の小説家・支倉凍砂が主宰するインディーレーベルのSpicyTailsと、VRコンテンツの企画・制作を行うMyDearest株式会社が、新プロジェクト「AniVR Japan」を発表した。『狼と香辛料VR』と『東京クロノス』を世界に向けて発信していく。

VRアニメーションの『狼と香辛料VR』とVRミステリーアドベンチャーの『東京クロノス』は、国内外のクラウドファンディング調達額が合算で約1億円を記録した話題作だ。新プロジェクト「AniVR Japan」は日本のVRコンテンツをグローバル市場へ送り出すことを目的に企画された。
今後の展開としては、2019年7月開催の「Anime Expo 2019」を皮切りに、「CrunchRoll Expo 2019」、「Tokyo Game Show 2019」、「Anime NYC 2019」への出展が決定している。イベント来場者数想定は合算70万人以上であり、作品を広める格好の機会になるだろう。

MyDearest株式会社 CEOの岸上健人は、VRゲームの主軸は欧米の作品であることに触れて、日本のアニメキャラクターが世界のVR界で活躍する意義をコメント。Spicy Tails 代表の支倉凍砂は「VRの世界は体験する人が望む世界を映し出す鏡」だと語り、「アニメの中にいる彼らと冒険に出かけましょう」とメッセージを伝えた。
またオフィシャルプロジェクトサポーターである「Anime NYC」イベントディレクターのピーター・タタラも「VRを通じてアニメの世界の中に入り込める体験は唯一無二のものです。かつてないほどの素晴らしい日本のクリエイティビティが世界中のアニメファンたちを楽しませてくれると思います」と期待のコメントを寄せている。

「AniVR Japan」がVR市場にどのような変化をもたらすのだろうか。『東京クロノス』と『狼と香辛料VR』の今後の動向に目が離せない。

<以下、コメント全文掲載>

【MyDearest株式会社 CEO:岸上健人】
現在のVRゲームの主軸は、FPSを中心とした欧米の作品です。もちろん素晴らしい作品ばかりで非常に面白いです。ですが、そういった作品だけで僕たちは満足できるのでしょうか。
僕は「できない」と思いました。だからこの度、支倉凍砂さんにお声がけをいたしました。「世界のVR界で日本のアニメキャラクターが活躍する未来を作りませんか」と。
僕自身が大ファンで最高の作品である「狼と香辛料VR」。そして僕たちが渾身の力を込めてつくった「東京クロノス」。ここから、アニメキャラクターが世界のVR界を駆け巡る物語の序章が始まります。

【Spicy Tails 代表:支倉凍砂】
初めてVRを体験した人は間違いなく、そこに新しい世界を見つけることかと思います。けれど人によってその「新しい世界」は違います。今まで行ったことのない遠くの国だったり、普段は入れない場所だったり、普通は会えない誰かと会える場所だったりします。そういう意味で、VRの世界は体験する人が望む世界を映し出す鏡ともいえるでしょう。そして私たちはVRに、アニメキャラクターが生きる世界を見出しました。現実よさようなら! 二次元よこんにちは! さあ、アニメの中にいる彼らと冒険に出かけましょう。

【Anime NYCイベントディレクター:ピーター・タタラ】
MyDearestとSpicy Tailsが制作したVR作品を私も体験しました。彼らの作品が、アメリカでより多くの人々に届けられていくということで、今回のツアーが今から楽しみで仕方ありません。アニメファンはアニメ世界の中に入りたいという夢を持っていますが、「AniVR Japan」はその夢を現実にしてくれます。
VRを通じてアニメの世界の中に入り込める体験は唯一無二のものです。日本が誇る最高のチームによって結成された「AniVR Japan」。かつてないほどの素晴らしい日本のクリエイティビティが世界中のアニメファンたちを楽しませてくれると思います。今回、「Anime NYC」がそのツアーの一部に組み込まれて、私もとてもワクワクしています!

(C)Spicy Tails
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