アニメ制作者たちはいま何を求めている? 「片隅」片渕須直ら参加「アニメ表現論入門」刊行

日本のアニメ制作者たちがいま何を求めているのかに言及した『アニメ制作者たちの方法 21世紀のアニメ表現論入門』が、2月26日にフィルムアート社より刊行された。
『この世界の片隅に』の片渕須直監督、『ラブライブ!』の京極尚彦監督といった作り手や識者たちが、日本アニメを「表現」という視点から深く読み解いた一冊だ。

本書は、昨今のアニメ制作において「いま、アニメーション制作者たちは自らの『表現』に何を求めているのか」「デジタル技術の広がりや、新世代の台頭を受け、アニメーションの制作現場では何が変化し、どんなことが可能になったのか」という疑問に迫るもの。

幅広い世代の作り手たちによる証言とともに、世界のアニメーションにおける潮流との関係やメディア環境そのものの変容、アニメと他ジャンルとの越境・混交をめぐる分析的視点をもって、今日のアニメーションを読み解いている。

紙面で言及される作品は、『この世界の片隅に』『魔女の宅急便』『ルパン三世 カリオストロの城』『電脳コイル』『AKIRA』『君の名は。』『天元突破グレンラガン』『ラブライブ!』 『機動戦士ガンダム』 『進撃の巨人』『響け!ユーフォニアム』『新世紀エヴァンゲリオン』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』など。

書き手・語り手には『この世界の片隅に』の片渕須直監督、『ラブライブ!』の京極尚彦監督、『電脳コイル』総作画監督の井上俊之、『宝石の国』EDディレクターの久野遥子らも名を連ねた。
アニメを「作る」ことと「見る」こと、その二つの重なり合う日本アニメの最前線に立つための必読書となりそうだ。

価格は1,800円(+税)。目次など詳細はフィルムアート社の情報ページまで。

『アニメ制作者たちの方法 21世紀のアニメ表現論入門』
発売日:2019年02月26日
定価:1,800円+税