ワンピース、プリキュア好調 東映アニメ業績上方修正

 国内アニメ製作の大手東映アニメーションは、7月26日に平成23年3月期第2四半期及び通期業績予想を上方修正した。これは同日に発表された第1四半期の好調な決算を受けたものである。これまで171億円としていた通期連結売上高は203億円まで18.7%引き上がられる。この結果、6年連続の売上高200億円突破を実現する見込みである。
 連結売上高の上方修正率は半期では31.2%とさらに高い。東映アニメーションが将来に対して慎重な見通しを立てる傾向があることから、最終的には修正後の予想をさらに上回って来ることもありそうだ。

 修正後の通期連結営業利益は14億円から21億円、経常利益は15億円から23億円、当期純利益は9億円から13億円に変更された。また第2四半期売上高は77億円から101億円、営業利益は4億円から12億円、経常利益は5億円から13億円、四半期純利益は3億円から8億円に修正される。
 第2四半期の売上高、営業利益、純利益は、前期のそれを上回る見通しである。業績好調を伝えられる東映アニメーションだが、今期はさらにそれに勢いがついている。

 業績修正の理由について東映アニメーションは、『ワンピース』と『ハートキャッチプリキュア!』の好調を挙げている。前期に映画が大ヒットした『ONE PIECE Film Strong World』が8月にDVD、Blu-ray Discを発売するが、既に予想を上回る稼働を見せている。また、『ワンピース』は、キャラクター商品も好調だという。
 さらにプリキュアシリーズ最新作『ハートキャッチプリキュア!』のキャラクター商品も好調となっており、東映アニメーションの業績は大型キャラクターが牽引するかたちだ。

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