サブリメイション初のオリジナル作品「Walking Meat」 須貝真也氏がメイキングを明かす

9月24日、秋葉原UDXにて、デジタル技術とアニメ制作に関するイベント「あにつく2018」がToo主催にて開催された。今回はその中の1セミナー『サブリメイションが放つオリジナル作品!「Walking Meat」特別上映会&メイキング』の模様をお届けする。


サブリメイションはProduction I.GのCGチームらによって2011年に発足したアニメCGスタジオだ。『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』や『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』、『ラブライブ!サンシャイン!!』など数多くのアニメ作品をセルアニメテイストの3DCGによって支えてきた。
9月にサンライズから「国内屈指のCG制作会社」と指名を受けて資本提携を結んだ、今注目のアニメCGスタジオの1つである。

本セミナーで講師を務めた須貝真也氏はCGI監督としてこれまで『神撃のバハムート GENESIS』『ガッチャマン クラウズ インサイト』『魔法使いの嫁』などの作品に携わっており、2019年公開予定の劇場版3部作『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System』でも第1部と第3部のCGI監督を担っている。今回『Walking Meat』では監督を務めた。


本セミナーで上映されたゾンビ短編アニメ映画『Walking Meat』はサブリメイション初のオリジナルIPとなる作品だ。現在いくつかの国際映画祭にて上映されており、10月にはスペインで開かれる第51回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品されている。

作品上映後のセミナーのメイキングパートでは、制作に協力したYAMATOWORKSのアニメーター・坂本隆輔氏によるアニメーション演技の模様が映像にて紹介された。
YAMATOWORKSもまた『FREEDOM』『九十九』『東京喰種トーキョーグール』『ニンジャバットマン』などの作品を生んだ実力派CGスタジオであり、坂本氏はそれらの作品で重要な役割を担ってきたアニメーションディレクターだ。





須貝氏は坂本氏を「スーパーアニメーター」と評したが、CGキャラクターにアニメーションをつけるにあたって坂本氏の演技がベースとなっており、アニメーター自身の演技力が作品に大きな影響を与えることが強調された。


3DCGで描かれた大量かつ種類豊富なゾンビ群とアニメらしいコミカルかつヒロイックなキャラクターを楽しめる短編活劇『Walking Meat』だが、残念ながら現在、国内での上映は未定だという。
本作を見るにはどうすればいいか須貝監督に訪ねたところ「是非国内でも上映機会を得られればと思っています。まずは、公式サイトやYouTubeで公開しているPVをご覧いただき、Twitter等のSNSにて応援をいただけたら幸いです」と答えた。
[いしじまえいわ]

『Walking Meat』
http://walking-meat.com/

あにつく 2018
https://www.too.com/