インデックス第3Q 「サマーウォーズ」DVD・BDも貢献

 期間中は収益力の向上に注力したことから、連結での利益率が前年同期の6.9%から8.2%まで向上し、業績の回復につながった。
 連結売上高は前年同期から50.9%減の296億7500万円と大きく減少したが、営業利益は24億5000万円、経常利益は14億7900万円、四半期純利益は7億2200万円となった。通期でも売上高400億円、28億円の営業利益、13億円の経常利益、7億円の当期純利益を予想する。経営のスリム化による有利子負債の削減、事業再構築の成果が現れている。

 ゲーム・アニメなどから構成されるエンタテイメント事業も、第3四半期での経営のスリム化が進んでいる。売上高は41億4300万円(前年同期72億1000万円)とこちらも減少、営業利益は2億7500万円(同4億1700万円)である。
 エンタテイメント事業はゲーム関連のアトラスとそのオンラインゲーム子会社ロッソインデックス、アニメ製作のマッドハウス、CGアニメーションのダイナモピクチャーズから構成される。このうちアトラスはゲームパッケージが好調で、『真・女神転生STRANGE JOURNEY』、『ペルソナ3ポータブル』、『世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者』などを発売した。

 マッドハウスは、ポジティブな側面とネガティブな側面の双方が見られた。業界全体の環境の影響を受けてテレビ作品の放送枠が減少しており、映画でも一部作品の収益が遅れていることから売上高は減少した。
 一方で、4月24日に公開された劇場映画『TRIGUN the Movie Badlands Rumble』はロングランヒットとなり、8月以降も公開が続いている。また、3月3日に昨年劇場で大ヒットとなった『サマーウォーズ』のBlu-ray DiscとDVDが発売され累計20万枚以上のセールスとなり、第3四半期の業績に貢献した。また、積極投資の見直し、本店移転などの固定費圧縮を実施したことから、費用の削減効果が出来ているとする。
 ダイナモピクチャーズでは、モーションキャプチャー事業の大型プロジェクトがあり、売上高と営業利益に貢献した。こちらもプロジェクト管理による収支の向上と固定費の削減の効果が営業利益に貢献しているとする。

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